i☆Ris“満身創痍”状態で「結成5周年記念」で夜の部！？茜屋日海夏にサプライズバースデー演出も

i☆Ris“「結成5周年記念」夜の部公演を開催！

　声優とアイドルのハイブリッドユニット『i☆Ris』が17日、東京・かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールで『i☆Ris 結成5周年記念Live～5 years old! Everyone comes together☆～』を昼・夜2公演で開き合計2800人を動員した。

　『i☆Ris（アイリス）』とは、山北早紀、芹澤優、茜屋日海夏、若井友希、久保田未夢、澁谷梓希の6人組。2012年11月にデビューし、声優活動に加えて14年からはTVアニメ『プリパラ』シリーズの主要キャストをメンバー全員で務めたり、16年11月にはデビュー4周年を記念して自身初の武道館公演を大成功！今年も春から全国9ヶ所17公演を行い、約1万8000人を動員するなど大きな飛躍を見せ続けているグループだ。

　夜の部では開演時間で幕が上がると、そこには『真夏の大運動会』と久保田がしたためたという巨大横断幕がピンスポットで映し出され、司会を務める鷲崎健がジャージー姿で登場。『i☆Ris真夏の大運動会！』と題して、メンバーたちによる、ゆる～い運動会が行われることとなった。

　それぞれの特徴的映像とともに、イメージカラーのジャージー姿で現れたメンバーたち。昼の部でも運動会が行われたそうで、鷲崎から「全員筋肉パンパンで、満身創痍状態です」と、激戦だったことを伺わせるようなコメントも。

　チーム戦となり、茜屋＆澁谷＆山北による『チーム澁茜山』、若井＆芹澤＆久保田による『チームWAKAI』の2チームで、『バランスリレー』、『大なわとび』、『勝ち抜き尻相撲』、『i☆Risクイズ』の4競技で対決へ。それぞれの対決にドラマがあり、『大なわとび』では体力の限界までそれぞれが跳び切ってメンバー全員が床に倒れ込んでしまったり、『勝ち抜き尻相撲』では圧倒的な強さを誇った澁谷にチームWAKAI全員で土下座して泣きのもう1勝負をしても、結局は茜屋に敗れ『チーム澁茜山』が勝利し若井が泣き出してしまうという一幕も。

　最終競技の『i☆Risクイズ』ではメンバーの名前をフルネームで書かせる問題や、今年の全国ツアーの場所を漢字で書いたり、楽曲イントロを聞いて答えたりで笑いにあふれるものに。しかし、それまで3競技に勝利しコツコツポイントを稼いでいた『チーム澁茜山』だったが、ここでまさかの逆転負け！悔しさからか山北が「ちゃんと戦ったのに～。なわとびだってさ、足痛いのに頑張ったのに～」と、本気で泣き出してしまう。泣きじゃくる山北を尻目に、勝利チームには3万円分の商品券が贈呈。握手で仲直りの提案もされたが、山北は「握手はいいから、商品券6人で割ろう！」と絶叫して、観客たちを大爆笑させ、オチをつけていた。

　休憩を挟んで、イベント後半はライブパートへ。後ろを向いた6人にそれぞれスポットライトが当たった状態からイメージカラーのライトが当てられ『§Rainbow』から歌い始める。「We are i☆Ris！」のコールも入ったりと盛り上がるなか、『徒太陽』と続ける。

　MCでは、若井がステージ前方に置いてあった「傘を見つけた！じゃあみんなでルンルンしちゃいましょう！」ということで、昨年の武道館公演以来となるという『YuRuYuRuハッピーデイズ』を、赤い傘を使ってパフォーマンス。続けて、ライブ初披露となる『真夏の花火と秘密基地』や久しぶりの『ユメノツバサ』、『幻想曲WONDERLAND』の曲の最後に「5年前の7月7日、結成しました。ちょっとおバカで個性的な『i☆Ris』をよろしくおねがいします！」と、呼びかけると場内は歓声が飛び交うなか『Daily Berry!!』でポーズを決めた。

　アンコールでは、『Everybody Let’s Go!』となったが、この楽曲中にもさまざまなサプライズが！曲が始まって若井、久保田、芹澤が客席の間から現れ、Bメロでは、山北、茜屋、澁谷が客席に降りるという観客とのほぼゼロ距離での歌唱。さらには、曲中になぜか舞台袖へ走った澁谷が、今月16日に誕生日を迎えた茜屋へ、サプライズバースデーケーキのワゴンを持ってきてのお祝いで、茜屋を感激させていた。

　ラストのMCでは、重大発表としてデビュー5周年をお祝いする『i☆Ris 5th Anniversary Live』（仮）の開催を発表。こちらは11月6、7日の2デイズで府中の森芸術劇場 どりーむホールとなるとのこと。こちらはオフィシャルファンクラブにて今月18日から先行抽選予約を受け付けるとのことだった。

　この告知で終演予定だったようだが、「もう1曲歌いたいよね」と言い出したことから、なんと本当にもう1曲やれることに急きょ決定！しかも、この日のライブでやっていない曲でもいいという自由さとあって、メンバー一同、壇上で円陣を組んで緊急会議し、ラストソング『Shining Star』を熱唱。彼女たちの個性が引き立つ結成5周年記念ライブを締めくくった。

　■夜の部セットリスト


　M1：§Rainbow


　M2：徒太陽


　M3：YuRuYuRuハッピーデイズ


　M4：真夏の花火と秘密基地


　M5：ユメノツバサ


　M6：幻想曲WONDERLAND


　M7：Daily Berry!!

　EN：Everybody Let’s Go!

　WEN：Shining Star