一時のブームが去ったとはいえ、身近で安定した人気になっているダーツ。“遊び人の街”六本木にも数多くのアミューズメントやダーツバーがある。その中でも、六本木らしいおしゃれさと、さまざまなイベントを随時開催して盛り上がっているのがダーツバー『i Darts Tokyo』。特に、ダーツライブが運営するイベント・雑誌・TV・Web番組など様々な媒体に出演して、「ダーツの楽しさ」を広める活動を行っているライブクイーンがやってきてファンとダーツをしているというので取材した。
『i Darts Tokyo』は六本木駅から徒歩5分足らずの交通至便な場所。ライブクイーンコンテストにて選出される、ダーツが大好きな女の子たちというライブクイーン。歴代のライブクイーンが交代でやってくるイベント開催日はその名も「ライブクイーンナイト」。今回、来店したグラビアアイドルの茜さやさんに直撃取材。色々と話を聞いてみた。
記者はダーツが流行した世代ではなく、どちらかと言うとビリヤードが流行した世代なので知らなかったのだが、ダーツにはソフトとハードの2種類が存在するそうだ。ここにあるのはソフトダーツ。マトに小さい穴が空いていて、そこに樹脂製の針がついた羽を投げる。点数は自動計算でオンラインででも対戦できるそうだ。
茜さやさんは、フリーランスのグラビアアイドルで、雑誌を飾ることがよくあるのでご存じの方も多いはず。
--自己紹介をお願いします
「2014年にミスヤングチャンピオンで合格してグラビアにデビューしました。広島県福山市で育ちまして、高校生のときに演技の勉強をしたかったので上京しました」
--グラドルなのにフリーランスなんですか?
「そうなんです。記者さんと同じですね(笑)。実はグラビアに出始めたときに色々と揉めまして、事務所に所属するよりも自分で何でもやるフリーランスのほうがデメリットもありますが、メリットのほうが多いと思いましたのでフリーで頑張ってます」
--今のお仕事はどんなものが多いのですか?
「今はグラビアがメインですね。写真、DVD、デジタル写真集などもあります。撮影は海外もあるんですよ。アメリカのサンフランシスコでの撮影が思い出深いです。けど、実はオフのときに密かに行ったナパバレーが良かったです!ちょっと渋いかもしれないですけど。映画もやりましたよ」
--まだお若いですけど将来の夢なんかありますか?
「将来的には今フリーランスですから、ひとりでやっているですけど、今のお仕事を活かして自分で会社を作ってマネジメントもやってみたいと思っています。やはりグラビアは年齢的にも30までかなと思うんですよ。で、28歳ぐらいまではグラビアをやって、そこからは経営の道へ行けたらいいかなぁと漠然と思っています。でも、書類とか色々あるじゃないですか?そういうのも自分でやっているので経験は積んでいますよ。もともと、自分でなんでもやるのが好きなのかも知れないですね」
--ところでフリー素材でご自身を出しているようですが無料でいいのですか?
「グラビアとダーツでしか自分を知ってもらえる機会がなかったのですが、フリー素材を提供することで、企業が何かのタイミングで見に来てもらえルンですよ。さまざまな方の目に触れられる事が出来るので結局はお仕事は増えました。いろんな企業の人に見てもらうチャンスでもあるわけです」
--ダーツについて教えてください
「昔アルバイトしていたお店の店長さんに勧められてはじめたんですけど、そこの仲間と一緒に集まってやっていました。そこでダーツのサークルを立ち上げたりもしたんですよ。
--現在のダーツに現状についてどんな思いをお持ちですか?
「さすがにダーツのピークよりは落ちたと思うんですけど、メディアで取り上げられたり映画になったりしてもっと身近なものになればいいなと思います。カラオケのように気軽に行けるように、もっと良さを知ってもらいたいです。ゲームは1回100円や投げ放題1000円のところもあるので意外と手軽なんですよ」
--マイダーツというのはあるんですか?
「これです!(写真)マイダーツは、ビギナーセットだと3000円くらいから買えますし、初心者の子は結構可愛いさとかでこだわったりしても大丈夫です。そこから入るのもありですし、勝負にこだわってくれば自然と見栄えよりも実用性にこだわって買うようになりますからね(笑)。ダーツ用品はダーツ専門店やネットで買えますよ」
--ダーツに2種類あるというのを初めて知りました
「ダーツは4パーツで1本の羽になっています。それぞれパーツごとにばら売りになっているので、自分の好きな重さや形や長さを見つけて、カスタマイズします。それが自分専用になりマイダーツになるというわけです。ソフトダーツは力を入れない方が結構飛ぶんですよ。重心を見つけて持って力まず投げるのがコツです。紙飛行機のようにね」
--普段はどれくらいダーツをしているのですか?
「時間がある時に、例えば空いた2時間とかでふらっとゲームセンターに立ち寄って練習することもあります。なのでマイダーツは毎日持ち歩いていますよ。あとは友達に「今ここで投げてるよー!」と連絡して何人かで一緒にやることもあります。練習は大事ですよ(笑)」
--お仕事とダーツとの関係は?
「見られながら投げるのはメンタルが鍛えられます。始めた時よりレートは下がってしまいましたけどね(笑)ダーツは勝負ごとなので結構緊張しますよ。勝てないと悔しいのです(笑)」
--ダーツはどのような人がしているのですか?
「おじいちゃんから5歳ぐらいの子まで男女問わずプレーヤーはいますよ。女子は男子よりも前で投げていいというルールはありますが、基本的に年齢性別に関係なく同じ環境であることが多いですね。公式な大会だと男女別ですが」
--プロになる気はないのですか?
「ダーツはうまくなりたいけれどプロになる予定はないです。1日に何時間も練習しないと行けないでしょう?今のお仕事が好きなので(笑)」
--ダーツ女子は多いのですか?
「以前はそうでもなかったですが、最近は女の子の人口も増えている印象です。ゲーセン6階が全部ダーツバーみたいな施設も東京には多いですよ。みなさん知らないだけなですよね。極端な話ですけど、100円玉1つでゲーセンでできますよ。ダーツは借りればいいのでね」
--企業の夢はお伺いしましたが結婚願望はないのですか?
「仕事が好きなので、今はあまりないですね。結婚したくなって、そのタイミングが来たらするのかもしれませんね」
--趣味に関してですが合気道と伺っていますが?
「はい!合気道は黒帯です!合気道は空手などと違って護身術なんです。なので本気で相手が来ないとかけられないので、実際に本気でかけた事はないです(笑)」
--襲ったらまずいですね(笑)
「後ろからでも横からでも真剣でも…さすがに現代では真剣はないですね(笑)木刀でもやりましたよ」
--茜さんとはどこで会えるのですか?
「ダーツのライブクイーンとしてのイベントがあるので、結構全国をまわりますよ。ダーツイベントだと結構行きますので会いに来てくださいね」
「i Darts Tokyo」では毎週木曜にイベントを開催しておりメンバーはその時々で変わるが、来場者と一緒にプレイしたり風船割りゲームなどをしたりと、ダーツに関するさまざまなゲームをするイベントを行っている。
茜さやさんも来場者と楽しんでいたようだった。
記者が見たところ、来場者のダーツの腕前はさまざまなようだったので、初心者でも楽しく遊べるような雰囲気だった。仕事帰りに楽しい雰囲気で息抜きや、ちょい飲みをしてみてはいかがだろうか。
■i Darts Tokyo
東京都港区六本木5-3-1 第二レーヌ六本木ビル1F
営業時間:[月~木]21:00~4:00[金・土]21:00~5:00
定休日:日曜日
アクセス:地下鉄日比谷線・都営大江戸線六本木駅 六本木交差点出口(3番)徒歩2分
URL:http://www.idarts.jp/tokyo/index.html
TEL:03-5772-1037
FAX:03-5772-1038
平均予算:3000円~4,000円/人
クレジットカード使用可(VISA. Master Card. ダイナースクラブ. アメリカン・エクス プレス. JCB. 銀聯)
総席数:60席
駐車場:当店専用の駐車場はございません
設備サービス:店舗横にコインパーキングあり
ダーツマシン:4台、TouchLive:1台、モニター:2台、DJブース
取材・執筆記者 古川智規(フリーランスライター)
※写真・動画はすべて記者撮影・収録