機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズへ細谷佳正が熱いトーク！サプライズゲストに島﨑信長も登場

ガンダム鉄血のオルフェンズのイベントが開催！

　TVアニメ『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』ワールドプレミア上映会が1日、東京・科学技術館サイエンスホールで開かれ三日月・オーガス役の河西健吾、オルガ・イツカ役の細谷佳正、小川正和プロデューサー、そしてサプライズゲストにイオク・クジャン役の島﨑信長が登壇した。

　本作は、かつて『厄祭戦』と呼ばれる大きな戦争が終結してから約300年後、地球圏に仮初めの平和が訪れる一方で、火星圏で新たな戦いの火種が生まれつつある世界が舞台。どこにも居場所がなかった火星の孤児たちがオルガをリーダーに『鉄華団』を結成、主人公の三日月はガンダムバルバトスを駆り、自分たちの居場所を作るため、命がけの戦闘を繰り返していく。イベントはいよいよ、10月2日から第2期の放送がスタートとなり、一足先にその第1話（第26話）の上映が行われるというもの。

　上映前にまずは河西、細谷、小川プロデューサーでトークを開催。第1期を振り返ってみて、河西は、「諸先輩方からアドバイスをいろいろ受けて、いろいろ挑戦させて頂いた収録だったなという感じです」と、勉強することが多かったようで、細谷は、「ほぼ毎回に近いぐらい、収録が終わってからみなさんとごはんを食べに行ったり飲みに行ったりしていました。そこでは新人からベテランまで、幅広い世代の方がいて、日常の話から作品の話からお芝居の話まで、25話を通して仲良くなったなというのは思い出です」と、キャスト間の絆が深まったのだとか。

　そんな第1期が終了し、第2期までの期間をどう過ごしていたのかへ、河西は、「僕自身はクーデリア役の寺崎裕香さんとラジオを続けさせて頂いてて、正直、間があいた感じがしないんです。でも、ラジオで、三日月のキャラがぶれぎみだったので、2クール1話目で、大丈夫かなと思って」と、キャラクターを戻すのに苦労したそう。細谷は、本作への思い入れが深かったようで、「収録が終わって、自分の中ではオルフェンズロストというか、寂しくてしょうがなかったんです」と、苦笑いを浮かべていた。

　そして26話上映後、第2期から登場する島﨑も交えてトークが開催。河西が「みんな、ただいま！」と、三日月の声で呼びかけ、観客たちも拍手で大きなレスポンスがあったため、「半年間という期間が空いて、どうなるかと思ったんですが、会場のみなさんの反応を見てよりおもしろいものができたと確信しました」と、胸をなでおろす。

　細谷はというと、そんな観客たちの反応にニッコニコといった感じの笑みを浮かべ、「オルガ頑張ってる！ユージンがこんなこと言うから涙してしまう。オルガがしゃべると自分がやったとは思えない！格好いい！鉄華団のなかで、小さい子達もポジションが上がっているんです。半年の間に、若いメンバーをやっていた役者の子たちが、半年経ったら成長していて。もうヤバイしかない！！」と、作品のいちファンといった感じで興奮気味。司会からも「控室でも興奮されてましたね（笑）」と、声をかけられるほどに。

　その熱を受け島﨑は、「いまの細谷さんの熱い魂を受け止めておりまして、2期からの短い付き合いですけど、のめり込んでしまって、僕もヤバイ！オルフェンズ、ヤバイですよ！！」と、伝播する。

　あまりに興奮しすぎたのか、26話劇中であるキャラクターがチョウチョを食べてしまうという描写があるのだが、細谷は「あそこでチョウチョを食べたことによってえらいことになります！」というと、島﨑も「バタフライエフェクトだから！」と、先の展開の意味深発言なのか……と、思いきや、細谷は「実は何も起こりません（苦笑）」と、思いが飛躍しすぎた“作り話”だったと告白し、観客を大爆笑させていた。

　そんな熱量の高いトークとなったが、細谷によると、「『きょうはお笑いはなしでちゃんとした会だからね』と言われたんですけど、ごめん！僕、我慢できなかった。抑えられなかった」と、パッションを止めることができなかったようで“ヤバイ”という表現を連発していたトークへも、細谷は「僕は修正しません！ヤバイは触ってほしい！」と、報道陣に積極的にリクエストすることも。それは、収録後の飲み会にも出たそうで、飲み会後に5分ほど島﨑の前で細谷が号泣していたという証言も飛び出していた。

　そして、2日放送の26話へ河西は、「（第1期）第1話のときは、バルバトスが地中から出てきたと思うんですけど、第2期はどこから出てくるのかというのを楽しみにしてもらえれば」と、見どころを話し、細谷からも、「バルバトスの登場のときが格好いいんです！そこで登場人物たちが会話をかわすなかで流れるオープニングが……もうね！もうね！！もうね！！！白箱をもらったときに、眠れなかった」と、前のめりで伝えることに。

　最後に2期へ小川プロデューサーからは、「第2期はメカ戦が増えていますし、キャラクターのドラマも増やすようにしています」と、ボリュームもアップしていると語り、河西からは「リアルタイムで観て頂ければ！」と、アピールしていた。

　TVアニメ『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』は2日よりMBS・TBS系にて放送スタート！