1月17日、集英社「マーガレット」編集者だという”担当J(治部)”さんが
(これってめちゃ「はあ?」と思われることなんじゃ?と思いながら書いているのですが)例えば、作家さんとネームの打ち合わせをしていて「こう直した方がいいんじゃない?」と僕が提案したとします。後日その作家さんから僕が言った通りに直しただけのネームをもらうとですね、…ガッカリするんです。
—担当J(治部) (@tantoJ_margaret) January 17, 2023
(これってめちゃ「はあ?」と思われることなんじゃ?と思いながら書いているのですが)例えば、作家さんとネームの打ち合わせをしていて「こう直した方がいいんじゃない?」と僕が提案したとします。後日その作家さんから僕が言った通りに直しただけのネームをもらうとですね、…ガッカリするんです。
とツイート。その後も、連続ツイートで持論を展開し、Twitter上で賛否両論の論争が巻き起こる。「ワンパンマン」の村田雄介先生や、「こぐまのケーキ屋さん」のカメントツ先生もTwitterでコメントしていた。
参考記事:
漫画編集者の自論に猛烈な賛否両論の声 / ワンパンマン作者も反応
https://getnews.jp/archives/3375613[リンク]
漫画家が「ほのぼの動物絵本」を依頼された結果 → 内容がゴリラ天下一武闘会に→ 衝撃の結末
https://getnews.jp/archives/3376200[リンク]
作家の方々からコメントが続々
その他にも、さまざまな作家の先生方がリプライや引用ツイートを行い、また、この件についてのものと思しきコメントをツイートしている。
・川上稔先生
大事なのは
どう直すかではなく「何故直すか」であって
そこの納得が得られれば作家は自分なりに直します
そして担当側は作家の「何故こうなっているか」を聞いて
納得出来たら修正案を取り下げてください何故を教えずに修正を要求するのは
クイズに作業で応えさせるため
コストが無駄すぎます https://t.co/o8XfeBLF6O—川上稔 (@kawakamiminoru) January 18, 2023
・くりきまる先生
これ系の話ですごい昔に殴り描いたのがあったけど
どうしてこれを描いたか理由は忘れました
たぶん嫌なことがあったんだろうなあ https://t.co/dyZcnB7C9bpic.twitter.com/cSfsm8cNa3—くりきまる (@kurikimaru) January 18, 2023
・ふなつかずき先生
個人的にはわかる。というか言われた通りにはしないようにしてる。求められてる方向性で違うことをやりたい(あくまでやりたい。思いつかないことも多々ある。どうにも思いつかなかったら自分にガッカリしながらまんまやる。)自分の納得いかないことならシカトするw
あくまで僕の場合、です。 https://t.co/Vkl1FE9Lfj
—ふなつかずき (@funatsukazuki) January 18, 2023
・朝日暁音先生
描き手側はここの門を唸らせてこそだと思う。
自分の担当様がどう思ってるか分からないけど相違が起こった時、担当の真意をなんとか理解してさらに良く、違うものを提出しようと思ってる。ただ「言われた通りにしてたまるか!」くらいの気持ちで描いてるんだけれど客観視できてないのは良くないので。 https://t.co/kiu3biP76s—あかね/朝日暁音 (@getwild23) January 18, 2023
・向日葵先生
これは作家と担当さんの関係性もあると思うけど、うちの場合は担当さんからの指摘は本当に助かってます。
自分では気づけない部分が大半なので。
その指摘に、それもそうだなと納得したら指摘通りに修正するし、納得できない場合は、こちらの意図が正しく伝わっていないってことだから、
→ https://t.co/dkDni0nA0q—向日葵@01/07もふなで⑭発売!アニメ化! (@mohunade) January 18, 2023
・ぬこー様ちゃん(ほっけ様)先生
漫画家側の立場弱いと当たり前のようにこうなるよね。
僕は一緒に仕事する人に毎回こんな試されるようなことされたらキツいかな。でもね、これでちゃんと育つ新人もいるのでアフターフォローあるなら全然ありだと思う。
多分この編集さんはそれができてる人なのではないだろうか。 https://t.co/YxqmsQUjPI—ぬこー様ちゃん@絵日記毎日18時更新 (@nukosama) January 18, 2023
・桂あいり先生
仰りたいことよくわかります。でも一方で漫画家からすると原稿料を頂いている以上、出版社はクライアントで、掲載誌に求められているものを適切に指示してくださるのが編集者だという意識を持っている作家は一定数いるのかなと。またぶつかり合うのが苦手な人種でもありますので難しいところですね。
—桂あいり🔞カラミざかり番外編3️⃣配信中 (@airikatsura) January 17, 2023
・つの丸先生
なんか漫画の編集者さんが炎上してるっぽいけど、あれ別に酷いとは思わないな
—つの丸(:εω) (@ge_ha_mob) January 19, 2023
・迫稔雄先生
こんなんどんな直しの内容かによるとしか言えない。
編集さんの言ったまんまに直していいほど編集さんは精度高い指摘をしないと思う https://t.co/HbZ2FNyhOw—迫稔雄 (@oshitokosa) January 18, 2023
・近藤信輔先生
例の編集の人、言ってること自体は間違ってないと思うのです。
編集者がTwitterで言ったらムカつく漫画家が続出して炎上するのも凄く理解出来るけど。—近藤信輔/「忍者と極道」単行本11巻1月11日発売!! (@kong_doing) January 19, 2023
・紅林直先生
編集者さんの炎上原因て
言語の問題であって
面白さって要約すると「主観」な訳です。僕のいう面白さを超えてこいは
「僕の主観的な面白さを超えてこい」という意味なので
信頼関係がない人とは成立しないゲームなの。味覚も主観であって絶対的な美味しさは存在しない。
つまり評価する側の主観↓—紅林 直 (@naokure) January 20, 2023
(順不同)
など。作家の方にとって大切な問題ということで、上記の方々以外にも多くの先生方が言及している。読者の皆様は、どう考えるだろうか。
※画像は『Twitter』より
『Twitter』の埋め込み機能を使用し表示しています。ツイート(10個)が見れない方はコチラ
https://getnews.jp/archives/3376274[リンク]