大阪よりウマイたこ焼きが東京にあると聞いて行ってみた

たこ焼きが好きすぎて、たこ焼きを食べるために大阪に行くほどなのですが、驚きの情報を耳にしたのです。「大阪よりウマイたこ焼きが東京にある」と！ それは本当かと。そこまで断言できるおいしいたこ焼きが本当に東京にあるのかと。実際に食べに行ってみました。

『たこ焼大ちゃん』が聖地になるかも

そのたこ焼き屋の名は『たこ焼大ちゃん』(東京都葛飾区立石1-21-6)。東個協との京成立石駅から徒歩2～3分の住宅地にあります。この街には日本屈指の飲み屋街があり、全国から立ち飲み好きが集まります。

そんな立ち飲みの聖地に「大阪よりウマイたこ焼き」があるのだとしたら、新たなグルメの聖地になるかもしれません。これは期待。

マヨネーズソースがオススメ！

お店に行くと、お姉さんがせっせとたこ焼きを焼いていました。1パック8個入りで480円。ソースはタコ焼きソース、マヨネーズソース、醤油ソース、塩コショウから選ぶことができます。

マヨネーズソースはマヨネーズとタコ焼きソースがミックスされた独自ブレンドのもの。今回はマヨネーズソースにしました。

ソースとマヨネーズの酸味を感じさせる薫り

焼きあがったたこ焼きを店頭のベンチに座って開封。ぶわぁ～っと湯気が立ち昇り、アツアツなのが分かります。

食べる前からソースとマヨネーズの酸味を感じさせる薫りが周囲を漂い、腹が鳴る鳴る！ 我慢できずにパクッと食べると……。ヤバ！ すげーうまい！ でも、すげー熱い！ アッー！

生地に含まれているダシを引き立てる

あまりにも熱くて、すぐには崩壊させず、温度を下げつつ、ジワジワと食べ進めたのですが、これがもう、本当にうまい。表面はしっとりとしていて、カリカリサクサク感は皆無。

中はトロットロで、超がつくほどクリーミィ。とろける生地がどんどん旨味を広げ、マヨネーズソースの酸味と甘味が生地に含まれているダシを引き立てます。

＜おいしさの流れ＞
表面のしっとり感が心地良い
↓
生地がすげー熱いので旨味よりマヨネーズソースが自己主張
↓
アツアツからの解放で旨味炸裂
↓
マヨネーズソースと生地の出会い
↓
うまい！

全国レベルで勝負できるおいしさ

いやー、まいりました。確かにこれ、東京ではなかなか出会えないレベルのハイクオリティなたこ焼きですよ。そして、大阪の有名店と比べても劣りません。個人的な感想でしかありませんが、全国レベルで勝負できるおいしさです。

食べる価値ある『たこ焼大ちゃん』のたこ焼き

表面のしっとり感、高密度な生地とそのトロトロ感、そしてマヨネーズソースが際立たせる旨味、すべてにおいてパーフェクトともいえるバランス。これを「大阪よりウマイたこ焼きが東京にある」という人がいるのも納得です。食べる価値、あります！

遠くからたこ焼きを買いに行く価値アリ

人の味覚はひとそれぞれ違うものですし、「大阪が一番！」「大阪よりおいしい！」「〇〇のたこ焼きが世界一！」などと、万人に向けて決定づけることは難しいと思います。

ですが、たこ焼き好きの筆者が全国レベルでトップクラスのたこ焼きだと思ったのは事実ですし、「わざわざたこ焼きを買うためだけに片道1時間かけて行っても良い店」だと感じましたよ。最高にうまいっピ！

店名: たこ焼大ちゃん
住所: 東京都葛飾区立石1-21-6

(執筆者: クドウ@食べ歩き)