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似ているようで全く別方向の“豚骨”?!
今回、食べ比べ用に用意されたのは2種類の豚骨ヌードルです。
まずは“特製旨辛ラー油”で仕上げる『カップヌードル 旨辛豚骨』です。こちらは2020年8月31日に新発売された『カップヌードル』シリーズの新フレーバーです。
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対するのは11月23日に発売されたばかりの『カップヌードル 濃厚豚骨 ビッグ』。こちらはビッグサイズとしての登場ですが、「豚骨を長時間煮詰めたように濃厚な味わい」が特徴とのこと。
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それぞれ、実際に食べ比べてみるとしましょう。
『カップヌードル 旨辛豚骨』
スープベースは豚骨なのですが、そこまで豚っぽさは強調されていません。豚骨の旨味と甘みが強調された、すっきり味わい深いスープです。そこに加わるのは、紅しょうがの爽やかな風味と唐辛子の辛味が効いた“特製旨辛ラー油”。
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この辛味が加わることで、豚骨ながら辛味と爽やかな風味をまとった“新たなスープ”に仕上がっています。
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旨辛といいつつも、辛味はほんのアクセント程度。辛さに興味のある子供でも食べられてしまうくらいなので、刺激が美味しさの邪魔をすることもなく食べきれてしまいます。
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『カップヌードル 濃厚豚骨 ビッグ』
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お湯を注ぐ前に中身を比較すると、具材はそこまで変わりないのですがスープの粉の量と質が『旨辛豚骨』と異なるのが見てとれます。
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濃厚スープのためか、明らかにスープ部分が多いです。
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実際、お湯を注いでふたを開けると、粘度のあるスープが表面に! これを良くかき混ぜつつ、添付の“特製豚旨(ぶたうま)油”を入れると……すごい! 本格的な豚骨ラーメン店の厨房のにおいが漂います。しっかりした豚クサさ!!(笑)
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トロトロの“豚旨スープ”、一口食べて驚くのは「想像と違った濃さ」。濃厚なのでしょっぱいのでは、という先入観があったのですがしょっぱさは皆無。しかし、めちゃ濃いのは豚のうま味! これは間違いありません。
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ほんのり効いたガーリックとしっかりした脂のコク。こってり脂のはずなのに、クリーミーで全くしつこくありません。むしろさっぱりしている印象。
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ビックサイズだからこそ、濃厚な豚のダシだけでスイスイと食べられてしまい、最後まで飽きることなく完食しちゃいました。
“豚”の方向が違った
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食べ比べたら、同じ豚でも方向性が全く違いました。
『旨辛豚骨』のほうはしっかりと豚の旨味を取り入れつつも辛さやスパイスの香りとの調和をとった、スッキリとした味わい。
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一方の『濃厚豚骨 ビッグ』は、完全に本格的な豚骨方面のスープですね。専門店のスープのような片鱗がスープから漂ってきます。すごいのは「濃厚」だからといって「しょっぱくなく」、「さっぱりとしていながらも、豚の味が濃い」、「豚のクサさはあるのに、においがキツくない」という矛盾のようなバランスですね。(食べているうちに慣れてしまっているのかもしれませんが)
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日清が打ち出してきた“カップヌードル2種類の豚”、実際に食べ比べてみたら大きな違いが楽しめました。
―― 面白い未来、探求メディア 『ガジェット通信(GetNews)』