企画発表から注目を集めた週刊少年ジャンプ全面協力のオリジナルドラマ『オー・マイ・ジャンプ!~少年ジャンプが地球を救う~』が本日1月12日深夜0時15分よりテレビ東京で放送スタート! 放送を前に11日にメインキャストがコスプレ姿で登場した記者会見が行われました。
このドラマは、今年創刊50周年を迎える集英社「週刊少年ジャンプ」編集部の全面協力を受け、テレビ東京ドラマ24とジャンプがタッグを組んだ究極の“ジャンプ愛”に溢れたオリジナルドラマ。
伊藤淳史さん演じる少し気弱なサラリーマンが、悩みや葛藤を抱えながら生きる人達の人生に触れるとともに、ジャンプ作品や漫画家のエピソードを通して少しずつ変わっていく。やがて、ヒーローにあこがれ、覚醒した登場人物たちが地球規模の災いに巻き込まれるという、ありふれた日常から壮大に発展するヒーローエンターテインメント!
会見には、伊藤淳史さんはルフィ(ONE PIECE)
生駒里奈さんはナルト(NARUTO)
斉木しげるさんはオールマイト(僕のヒーローアカデミア)
柳俊太郎さんは前田太尊(ろくでなしBLUES)
寺脇康文さんはドラゴン紫龍(聖闘士星矢)
佐藤仁美さんは則巻アラレ(Dr.スランプ)
馬場徹さんはケンシロウ(北斗の拳)のコスプレ姿で登場!
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現場では色で呼び分け
現場では、三木康一郎監督があまり役名を覚えてくれないらしく、「おい、金髪!」「おい、オレンジ!」(生駒さん)、「おい、緑!」「ロン毛!」(寺脇さん)など、まるで戦隊モノのように色や特徴で呼ばれることがあるそう。
ほぼスーツを着ているサラリーマン役の伊藤さんに至っては、「グレー!」と呼ばれ、最初誰のことか気づけなかったとか。
そんな中、柳さんは「(本編で)コスプレをほとんどしていないので、三木監督は僕をスタッフとよく間違えます。現場にいるのに、『あいつ、漫画家呼んで!』と言われて、後ろにいるっつーの!」と明かし、爆笑に包まれました。
キャストも知らない展開を発表
第1話からコスプレで登場しているキャストもいるのですが、伊藤さんは「1話ではほとんどこの格好(ルフィのコスプレ)をしていないんですよね、オープニングだけで。それで……、今のところ第8話までまだこの格好をしていません。スーツだけです」と衝撃の告白。
馬場さんも「僕もオープニングでしかケンシロウの衣装を着ていなくて、7話、8話くらいまでずっと基本スーツで、この衣装でいかないんじゃないかなって……」と不安そう。
あれ? 登場人物たちがジャンプヒーローになる物語じゃないの!?
実はキャストも内容を知らされておらず、台本をもらわないと本当に先の展開がわからないのだとか。
「大体連続ドラマって最終回に向けてのおおまかなストーリーって教えてくれるんですけど、今回本当に教えてくれないんです。だから、なんで今こんな格好(コスプレ)しているかもわからないですし、この先このドラマがどう進んでいくかわからない。でも、それは本当の現実でも先のことってわからないので、いいかなと思いながら現場でみなさんと楽しく演じています」と伊藤さん。
そこで、「“少年ジャンプが地球を救う”ってサブタイトルがあるんですけど、まだ誰も僕にストーリーを教えてくれなくて……(笑)」と戸惑いの表情を見せる伊藤さんに、この場で、阿部真士プロデューサーから「7人のヒーローが地球を滅ぼそうとするAIと戦う」という後半の展開が告げられキャストも驚き!
また、生駒さんは「台本で知らなかった知識も知ることができて、この脚本すごいなと思いました。私は新しくジャンプを読んでいる感覚で台本を呼んでいたので、きっとそういう感覚になってくれる方がいるんじゃないかな」と語りました。
単独出演は初となる生駒さん「吐きそうです」
創刊号から最新号まで50年間ジャンプを読み続け、「ジャンプは時代を作ったよね」と斉木さん。「自慢じゃないですが、漫画大好き少年から青年、大人、そして老人にまでなりました。若いときからコスプレばっかりしていた。仮面ライダー1号の時にもう仮面ライダーショーをやった男なので草分け的存在ですよ。それで50年経ってもこれです。人生というのは大体決まっているね」と一番派手な衣装が誰よりも存在感を放ちます。
『NARUTO-ナルト-』が大好きなことで有名な生駒さんは、「少年ジャンプが大好きで、『NARUTO』が大好きで、今コスプレしています。ただのオタクも頑張ればこうなれるよってことを、このドラマを通して今ちょっと自信がない子たちに勇気を与えられる存在になれればと、密かな野望でもあるので、もっともっと頑張っていきたいと思います」と挨拶。
ドラマにグループとしてではなく、単独出演をするのは初となる生駒さん。第2話は生駒さん演じる火村智子が中心のお話ということで、「吐きそうです。1話の試写を見終わって、2話の次回予告で自分が映っているのを見て、吐きそうでした(笑)。どうしようと思って……。『2話で観た人に不快な思いをさせないように』と、ずーっとそれだけを思いながら撮影しきったので、それが伝わればいいなと思っています」とプレッシャーを吐露しました。
鳥山明先生も大絶賛だという佐藤さんのアラレちゃんコスプレ。現場のスタッフからも「可愛いね!」と大好評だそう。しかし、佐藤さんは「最初喜んでいたんですけど、よく考えたらアラレちゃん2頭身だったなって……」と自虐。さらに、「エンディングでルフィ(伊藤さん)にキーンと近づいて、『んちゃ!うんこ食う?』と言っています。今年、39歳、独身、絶賛旦那募集中です」と笑いを誘いました。
第1話は寺脇さんのペガサス彗星拳に注目!
第1話で、“ペガサス彗星拳”を披露してる寺脇さん。
撮影では、カメラテストでドラゴン紫龍っぽく力強くやったところ、監督が来て、「みんな星矢たちは14歳なんですよ。だから14歳の少年がものすごい本気を出した言い方でお願いします」と指導され、「14歳が本気を出すかぁ……」と考えた結果、少年らしさを残した(少し軽い)言い方になっています。「そんな役作りを初めてしました」と寺脇さんが明かした、こだわりシーンもチェックしてください!
ドラマの内容もコミカルですが、会見も、馬場さんのボケに寺脇さんがすぐ反応したり、ふわふわした挨拶をする柳さんに、佐藤さんが「なにが言いたいんだよ」とツッコむなど、かなり仲の良い和やかな雰囲気! ドラマにもそんなキャストさんたちの仲の良さが表れているのではないでしょうか。
生駒さんが“お父さんやおじいちゃんと、リアルタイムで読んでいる若いジャンプファンの三世代で楽しんでほしい”とオススメしたこのドラマ。ぜひ、さまざまな世代の人と観て、好きなジャンプ作品について語り合ってください!
ドラマ『オー・マイ・ジャンプ!~少年ジャンプが地球を救う~』は、本日1月12日深夜0時15分よりテレビ東京で放送スタート。
番組ページ:
http://www.tv-tokyo.co.jp/oh_my_jump/
―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』