トーマス×ISSAの共演、ISSA考案の新キャラクターに歓声

＜©2019 Gullane(Thomas)Limited.＞

ISSAがトーマスと共演 舞台挨拶に登場

イギリスで生まれ、世界中の子どもたちに大人気のロングセラーキャラクター「きかんしゃトーマス」。2018年公開の『映画　きかんしゃトーマス　とびだせ！友情の大冒険』が興行収入1.4億円を突破するなど、ファミリー層を中心にファンが拡大し続けている。



その劇場版最新作『映画　きかんしゃトーマス　Go！Go！地球まるごとアドベンチャー』の公開記念舞台挨拶が4月7日に行われ、同作に登場する新キャラクターで、レーシングカー・エース役を務めるゲスト声優・ISSAが、トーマスと共に登壇した。

ISSA考案のピンクの新キャラに子どもたち歓喜

劇場アニメ初出演となるISSAが集まった子供たちに手を振りながら舞台上にあがると、会場からは大きな拍手と歓声が。ISSAは、「とっても嬉しいですね！この長年続く作品で、今回エース役として、トーマスと一緒に旅をさせていただけたことが本当に光栄です」と笑顔を見せた。



今回演じた、黄色いボディの小さなレーシングカー・エースについては、「一言で言うと、自分のことをカッコイイと思っている、ちょっとわがままで“うぬぼれ屋”なレーシングカーです」と説明。



また同作で、トーマスがエースに憧れて世界一周の旅に飛び出すことについて、「トーマスを連れ出すというよりは、若干そそのかすようなところもあり…（笑）。トーマスは純粋なので、“世界一周してみたい”という自分の夢を叶えるために、冒険に飛び出していくんですよね」と語った。



それに対してトーマスが「でもエースは動物が苦手なんだよね」と話を振ると、ISSAは「臆病なところがあって、エースのそんなところは僕にも似ているなと。僕もお化け屋敷とか大嫌いなので…（笑）」とエースと自分との共通点を暴露。場内が笑いに包まれた。



劇中、ISSAは歌唱シーンにも挑戦しており「自由奔放な性格がエースの特徴なので、そこを表現しながら感情を乗せて歌うことができたかなと。普段の歌い方とは違って、ミュージカルに近いような感じで歌っています」とアピールした。



同舞台挨拶に合わせて、映画公式ツイッターでは一般ユーザーからISSAに対する質問を募集。「教えてエース」企画と題し、ISSAがいくつかの質問に答えた。



最初に寄せられたのは、怖いもの知らずで、自由気ままに冒険に飛び出していくエースについて「怖がらず未知の世界や冒険に飛び込むことが出来るのはなぜだと思いますか？」という質問。ISSAは「エースの自由奔放な性格もあると思いますが、エースは何か怖いことがあっても“スピード”を出して乗り切るんだと思います。怖いことがあっても、自分で吹き飛ばすことも大切」と子供たちに向けて語り掛けた。



今回のコーナーで最も多く寄せられたという「旅をするならどこへ行きたいですか？」という質問には、「USAでお願いします！」と即答。ISSAの回答に場内から拍手と笑い声があがると「以前、本作のアフレコイベントの際に同じことを聞かれたのですが、普通に『セネガル』と答えてしまって、ああ！と思って…（笑）。なので、今回はUSAでお願いします（笑）」と茶目っ気たっぷりに答えて会場を沸かせた。



さらに、4月7日から放送開始の「きかんしゃトーマス」TVアニメ新シリーズに絡め、MCから「こんな機関車がいたらいいのに」と思う“新キャラ案”を求められる場面も。



ISSAは、「トーマスは男の子キャラなので、その相方は女の子かなと思うので、性別は女の子。色は鮮やかなカラフルなピンクをベースにした感じで…、出身は沖縄ですね！」とイメージを明かし、車体番号を聞かれると「13です！」と即答。



ISSAの案をモチーフに、沖縄を彷彿とさせるミンサー織りの柄で、ハイビスカスが散りばめられたピンク色の新キャラクターイメージ図がスクリーンに映し出されると、会場に集まった子供たちからは「かわいい！」という声が沸き起こった。



最後にISSAは、「来年75周年を迎える『きかんしゃトーマス』という歴史ある作品に参加させていただき、本当に嬉しく思いました。僕らも頑張って、あと10年くらいは活躍したいなと（笑）この作品は、最後にほっこり温かい気持ちになれるメッセージがたくさん詰まっていると思うので、トーマスの大冒険の奮闘ぶりと、自由気ままなエースのやり取りを楽しんでもらえたらと思います」とメッセージを送り、会場を後にした。

＜©2019 Gullane(Thomas)Limited.＞

発信地・日本

＜文・デザート編集部＞

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