デヴィ夫人、ジャニーズ性加害問題で東山紀之を実名批判「恩を仇で返すとはこのこと。非礼極まる」

タレントでインドネシア元大統領夫人のデヴィ夫人（83）が18日、自身のツイッターを更新し話題になっている。

デヴィ夫人はこの日、「ジャニー喜多川氏の性加害問題が巷で取り沙汰されてもう長い。被害を訴える7人が『ジャニーズ性加害問題当事者の会』を結成し、国連人権理事会の『ビジネスと人権』作業部会はこの7・8月での訪日を発表。聞き取り調査を行うそうだ。日本の、一芸能事務所の問題を国際機関が調査に来るというこの事態、全く腑に落ちない。」と未成年者への性加害で取り沙汰されているジャニーズ事務所問題に言及した。

続けて「私はジャニー氏をよく知っている。事務所の子を我が子のように愛しく大切に可愛がり、ワゴンに沢山のお弁当を載せて自ら各楽屋に配っていた。ジャン・コクトーがジャン・マレーを愛したように、そのような特別な世界、関係性というものはある。ジャニー氏は半世紀に渡って日本の芸能界を牽引し、スターを育て、その非凡な才覚で何億何千万という人々を楽しませ、夢中にさせてきた。昨今の流れは偉大なジャニー氏の慰霊に対する冒涜、日本の恥である。」と連投。

さらに「既に日本中が知っている事をわざわざ世界に知らしめる必要があろうか。これが、旧ユーゴスラヴィアのセルビアやウクライナに侵攻したロシア兵による、非情な強姦致死であるとか、ミャンマーのロヒンギャ、チベット・ウイグルの女性が国軍に凌辱・強姦、乱暴された、というのなら分かる。」と国際紛争を並べて主張。

一連の投稿の最後は「東山紀之氏は被害を訴えた元jr.たちの発言を『勇気ある告白』と表現し、『ジャニーズ』という名前の廃止についても言及した。その才能を見出し、育て、スターにしてくれたジャニー氏に対して、恩を仇で返すとはこのことではないか。非礼極まる。被害を訴えている人々は国連まで巻き込んで、日本国の日本人として、そんな権利がどこに与えられていると思っているのか。あまりにも嘆かわしく、恥ずかしい。」と持論を投稿した。

デヴィ夫人のこうした意見にネット上からは「日本国内で誰も問題解決が出来なかったなら世界に頼るしかないです」「女性への凌辱なら声をあげても良いという考えが理解致しかねます。男性なら何をされても良いのでしょうか？」「恩は個人の話。社名は会社の話。別の事情かと推測します」「同じような事やってるから、悪いって思わないんだろうな」「全くもって共感できません」「これどうなん。この理屈はわからない」「自分の家族が同じ性被害にあってても同じことが言えるのかな。デヴィ夫人好きだったけど、視野が狭すぎる」など、さまざまな意見が寄せられていた。