殺人事件に関与？YouTuberだいにぐるーぷ、ドッキリ企画に非難轟々

　活動休止していた6人組YouTuberグループ・だいにぐるーぷが、偽警察官を使ったドッキリを行い、ネット上から「軽犯罪法違反ではないか」と問題視されている。

　だいにぐるーぷは10月29日に公開した動画の中で、メンバーの加藤（24）が「とある事件に関与した」として警察に連行されたことを報告。警察署で取り調べを受けているといい、グループの活動休止を発表していた。

　しかし、12月18日になり、活動休止を含めた加藤の「警察からの取り調べ」がすべてドッキリだったことが判明。だいにぐるーぷは「覚えのない殺人事件でも、証拠を出され続ければ冤罪でも認めてしまうのか」というドッキリを加藤に仕掛けたとのこと。公開された動画では、加藤が警察官のコスプレをした人物に連行される様子や、用意された偽の警察署で取り調べを受けるドッキリが展開されていた。

　この動画にネットコメント欄には、「壮大すぎる企画」「ここまで視聴者を楽しませてくれるチャンネルおらんと思う」という称賛が集まっていたが、一方ネット上からは、「これ軽犯罪法違反じゃないの？」「身内ネタだったとしても軽犯罪法1条15号 官名詐称になる」「警察騙ったら犯罪。もはやドッキリでもなんでもない」という批判が集まる事態になっている。

　警察官だと名乗ったり、警察官の制服に似たものを使用した場合、軽犯罪法に違反する可能性があり、今回の動画は炎上レベルでは済まない可能性も。実際に罰せられる可能性はかなり低いものの、YouTuberのモラル低下を嘆く声も寄せられていた。