『ハンオシ』当て馬・高杉真宙に視聴者から大ブーイング「設定が意味不明」

　火曜ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』（TBS系）の第8話が12月7日に放送された。

　一世一代の告白をし、明葉（清野菜名・27）は晴れて百瀬（坂口健太郎・30）と両思いになった。と思いきや、百瀬は自分の気持ちも明葉の気持ちも“ラブ”ではなく“ライク”だと思い込み、お互いの恋心に全く気づかず。我慢の限界を迎えた明葉は家出してしまう。そんな中、百瀬のところへ、ルームメイトと喧嘩した唯斗（高杉真宙・25）が突然やって来て――というのが第8話のストーリーだった。

　唯斗といえば、自身の明葉への恋心を自覚。しかし、恋に不器用すぎる百瀬は唯斗の明葉への気持ちにももちろん気づかず「明葉の気持ちを教えて欲しい」と唯斗に頼み込む。唯斗はそんな百瀬に呆れまくり…という展開となっていた。

　しかし一方、唯斗は国家試験に受かり、獣医になったら明葉に告白することを決意。一生懸命勉強しているようだが、百瀬らと飲んでいる際、喧嘩したというルームメイトの女性と遭遇する。唯斗はその女性から「25にもなって女の家転々として、定職にも就かないで。獣医になりたいとかも口だけで、仕事だってどうせ、いい加減にやってるんでしょ」と罵倒されるというシーンが描かれた。

　その場は百瀬が唯斗を庇ったことで事なきを得ていたが、視聴者からは「大学行かないで獣医目指してるの？」「まず大学受験が先でしょ」「設定が意味不明になってきた」といった声が集まっていた。

「公式サイトのプロフィールでも、唯斗の設定は『動物病院の看護師』。動物看護師がバイトであることも、実は唯斗が獣医師を目指していることも、今回はじめて明らかになり多くの視聴者を困惑させる事態になりました。そもそも、獣医師になるための獣医師国家試験に合格するには、大学などで獣医師免許取得課程を修了しなければならないため、フリーターが受けて受かるものではないことは確か。唯斗が大学を卒業して試験に落ちたためにフリーターとなっているなどの描写もないため、余計に視聴者が混乱していました」（芸能ライター）

　当て馬だとしても、さすがにこの設定は雑過ぎたようだ。