坂上忍『バイキング』厚労省23人会食を猛批判も呆れ声が続出「メディアが最大の自粛警察」

　3月31日放送の『バイキングMORE』（フジテレビ系）では、厚生労働省の職員23人が新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け飲食店に時短営業要請をしている中、今月24日深夜まで東京・銀座の飲食店で送別会を開いていた問題を取り上げ、坂上忍（53）がこの件について言及した。

　国民に自粛を要請している中で、政治家の会食が問題になったのは初めてではないことから坂上は「またこういうことが起きてしまいました」とコメント。そして「（自粛や時短営業を）お願いする立場の人がやっちゃうと、もう言うこと聞いてくれる人、減ってくと思いますよ」と苦言を呈した。

　また、コメンテーターとして出演していた元AKB48・高橋みなみ（29）も「誰が何言ってんの？ってなっちゃいますよね」と言うと「前も議員さんが遅くまで……ってあったじゃないですか。あぁいうのを見てきているのに同じことの繰り返しで、学びってないのかな？って思っちゃいますよね」と疑問を投げかけていた。

　さらに、ほかにも5人以上で行われた会合が2件開催されていたことも明らかになっているが、坂上は「チンピラとは言わないけど、国民のほうを向いてない政治家・官僚ってどれだけいるんだろう。そこにコロナが来ちゃってるわけでしょ？とっても不幸な国だなって思っちゃいました」と怒りのコメント。ジャーナリストの鈴木哲夫氏（62）も「そこまで思う人、今回多いんじゃないでしょうか」と、呆れながらも同調していた。

「ただ、ネット上では『このご時世に自分たちは時短要請を守らず大人数で会食して、それがバレないと思ってる神経がどうにかしてる』という意見があがる一方で、『マスクせずに大人数で送別してたことは問題だけどテレビで叩くのはどうかと思う』といった声も。国民の先頭に立って率先して自粛すべきという意見も一理あるが、『メディアが最大の自粛警察』『こーゆう報道もういいよ』『厚労省の会食問題は確かに問題だけどこれずっと報道したとこでコロナなくなるのかね？ ワイドショーってもっと重要なネタないのかねぇ？』と、報道自体に呆れる声も見受けられました」（芸能ライター）

　連日続くコロナ関連の報道にはうんざりしている視聴者は多い様子。たまには、幸せになれるような良いニュース特集をしてほしいものだ。