タクシー運転手にもクリエイティブ思考が求められる時代!
テクノロジーの進化やグローバル化の浸透によって、商品やサービスがコモディティ化するスピードが急速に高まっている今、誰もが仕事で「新しいアイデア」や「クリエイティブな発想」が求められるようになりました。
クリエイティブ思考は、一部のクリエイターや企画屋にのみ必要な能力ではなく、すべてのビジネスパーソンに必須のスキルとなっているのです。
それは、今回モデルとしてご出演いただいた生田佳那さんのお仕事、タクシー運転手でも同様です。「Uber」やロボット自動車の台頭のように、新しいテクノロジーやサービスが続々と登場する中では、常にクリエイティブな視点をもって、新しい価値、新しいアイデアを生み出し続けて行く必要があります。
そうした「クリエイティブ思考」を日常的に実践する上で、「邪魔」となっているものについてまとめているのが、本書『クリエイティブ思考の邪魔リスト』です。
今回は、著者の瀬戸和信さんに本書を読むメリットについてご紹介いただきます。
この記事は、編集者様・著者様自身に担当ビジネス書の紹介文を執筆いただいたものを当方で編集する寄稿企画の記事です。
記事を書いていただければ、美女モデルを起用したコンテンツを無料で制作・掲載しますので、ご興味ある方ぜひお問い合わせください。
クリエイティブ思考を自然に思い出す1冊!
こんにちは、著者の瀬戸です。『クリエイティブ思考の邪魔リスト』は、ユーザー数約150万人を突破した経済ニュースアプリ「NewsPicks」での連載を書籍化したものです。
発売から3ヶ月が経過し、「東京八重洲ブックセンタービジネス書ランキング1位」 という嬉しいニュースも出てきました。
ここでは、読者からいただいた様々な感想の中で、特に共通する点を2つ紹介することで、本書の魅力をより読者視点でお伝えできればと思います。
クリエイティブ思考とは?
クリエイティブ思考とは、何か新しいことを考える力のことです。それを邪魔するのは、たいがいが過去の自分の経験や習慣、既存の規則や法則などの考えへの固執といった類いのものです。
この本は、クリエイティブ思考を邪魔する負の要素を引き算の発想で1つ1つ取り除き、新しいことを考える力を自然に取り戻してもらうことを目的としています。
別の視点で言うと、クリエイティブ思考を使わなくてもよいという人は「自分は何も新しいことを考えません」と言っていることと同じです。「変わらなきゃ」と思いながら変わり損ねていたあなたにとって、この本が今と少し違った方法を試してみようという勇気を後押しするものであることを信じています。
なぜ、クリエイティブ思考が必要なのか?
テクノロジーの進化が止まらない現代において、人が持つクリエイティブ思考の重要性は一段と増してきています。
例えば、コンピュータは人が定義した問題に対して解決を進めることには非常に長けています。しかし、目の前のことに対して疑問を持ち、掘り下げて考える力、身の回りの問題を見つける力、問題を捉えなおす力、そしてバラバラの異なる分野のものを結びつけて組み合わせる力は、人にしかありません。
将来は今よりもっとコンピュータと隣り合わせでの作業が求められます。ということは、コンピュータに出来なくて、人にできることとは何かを考え、準備しておかないと、もしかしたらあなたの仕事はコンピュータのものになってしまうかもしれません。だからこそ、今からクリエイティブ思考を磨いておくべきなのです。
読者からの感想1:変わった本のタイトル
最も多かったのが、「変わったタイトルだな〜」という読者からの感想です。
クリエイティブ思考というタイトルであれば、普通は「クリエイティブ思考をいかにして養うか?」といったタイトルが多い中、「邪魔リストってどういう意味だろう?」と思いながら読み進めていただいたようです。
重要だと言われながらもいまいち実態が分からないクリエイティブ思考を、それを邪魔するものを列挙することで明確化したアプローチが読者に新鮮に写ったのかもしれません。
この本は、クリエイティブ思考を邪魔するものをリスト化することによって、それを一つ一つ取り除いていけば、自然とクリエイティブ思考が発揮できるようになりますよ、という「引き算の発想」で、読者の皆さんをクリエイティブ思考の世界へと導くことができるものだと考えています。
読者からの感想2:慎重に計画を練りすぎていた
NewsPicks編集長の佐々木紀彦さんに解説をいただいた影響が大きいのか、15ある「邪魔リスト」の中で、多くの読者の方々が最も印象深かった項目として挙げるのが、「慎重に計画を練ってはいけません」でした。
インターネット上に様々な情報が公開され、多くのアイデアが転がっている今の時代、評論家になるよりは、今ある考えをもとに、とにかく行動に移すことの方が何倍も得るものがあります。
計画はほどほどにして、小さく始め途中で諦めずに続けることこそが、クリエイティブ思考を利用できるようになる土台を作ります。
佐々木さんのおっしゃった「計画を立てることも、考えることも悪いことではまったくない。しかし、細かすぎること、予測できないことに気をとられすぎる。ひとことで言うと、非合理的に真面目なのだ」という言葉は、まさに的を射ています。
まとめ
この本は、試行錯誤を繰り返しながら「考える」ことを楽しめるようになる本です。
世の中を変えられる人は、既成の概念に対して「そもそもなぜその通りじゃなきゃいけないのか」と疑問を投げかけながら新しい概念を考えているように思います。これは、(多くの人が信じている、認めている)一つの定義に対して別の意見を当てることでより高度な考え方を産み出す方法だと思います。つまり、クリエイティブ思考とは、何をやらないかを取捨選択できたからこそ身につく思考です。
本で提案する15の邪魔リストを「やらない」ことで、当然だと思い込んでいた既成の概念から解放され、これまでとは違う形で物事を捉えるようになり、様々な場面でより達成感を感じられるようになるのではと信じています。『クリエイティブ思考の邪魔リスト』、どうかお楽しみいただけると嬉しいです。
(※この記事は、著者様による寄稿記事です)
カメラマン:こば犬
モデルプロフィール
・名前 :生田佳那
・生年月日 :1991.12.18
・出身 :長野県
・職業 :タレント,モデル,タクシー運転手
・Twitter :@12181242
ご協力いただいたお店
・店名 :「café 1886 at Bosch」
・住所 :東京都渋谷区渋谷3-6-7
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