実は日本人の約8割がO脚気味!?
日本人の8割が腰痛持ちなのと、日本人の8割がO脚なのも何か関連があるような気がしませんか?
O脚だと女性の場合、どんなにドレスアップしても見栄えが今一です。男性もまた野暮ったく見えてしまいます。
O脚を改善することによって腰痛の予防と改善ができ、美脚も手に入れることができます。
日常生活のなかで姿勢の悪い習慣がないかふり返って、ひとつずつ改善していきましょう。
O脚かどうかチエックしてみましょう
O脚チェック1:膝の間の隙間
かかととつま先をつけて真っ直ぐ立ち、ノートを膝の間に入れて落ちないようならO脚ではありません。
まっすぐ立った時に、太もも、ひざ、ふくらはぎ、くるぶしの4つがしっかりとつけば、問題はありません。
O脚チェック2:下半身太り
下半身太りではありませんか?
O脚だと下半身に脂肪がたまりやすくなります。
どうしても上半身より下半身に脂肪がつきやすいという悩みがある方は、今現在がO脚でなくてもなりやすい要素がありますので、気をつけて下さい。
O脚チェック3:猫背かどうか
身体が前に傾くと、ひざを曲げて歩くようになり、下半身のバランスが崩れてO脚になります。
下半身太りのチェックと同様、将来的なO脚の可能性が高いので、姿勢を正すようにしましょう。
O脚チェック4:股関節や腰の痛み
股関節や腰の痛みがありませんか?
軽いO脚でも下半身の関節痛の原因となります。
原因がよくわからない関節痛などを感じたら、O脚が原因となっている可能性を考えてみても良いでしょう。
O脚チェック5:外反母趾や偏平足
外反母趾や偏平足ではありませんか?
足が変形していると、バランスが悪いためにO脚になりやすいと言われています。
靴の選び方や足の指をトレーニングして、原因を解消していきましょう。
O脚を自分で治す方法
それでは、O脚だった場合にどうやって改善したらよいのか。
特に自分自身で改善するための方法をご紹介します。
正座
正座は足のストレッチ効果があり、O脚の改善に繋がります。
普通に畳の上で正座ができない人は、お風呂の中ですと負荷が軽くなりますので、湯舟の中で正座をおこなってみましょう。
片足立ち
O脚の改善には、足のバランスを保つ筋肉を鍛える事が効果的。
バランス力を鍛えるには、グラグラしないように片足で立てるように練習しましょう。
不安定な場合は、イスやテーブルに手をそえて行い、少しずつ慣らしていくようにすると良いでしょう。
ひざにタオルを挟んでの屈伸運動
タオルを四つ折りにしてひざに挟み10回ほど屈伸運動をします。
足を閉じる事を意識しながらの運動になるため、O脚を改善するような筋力をトレーニングする事ができます。
開脚ストレッチ
床に座り、無理をしない程度に開脚をすると、股関節や骨盤が矯正されます。
股関節や骨盤が正しい位置に来ることでO脚が改善します。
頑張って伸ばすのではなく、気持ちが良い程度で毎日繰り返すようにすると良いでしょう。
バンザイエクササイズ
壁の前に立ち、1分間両手を上に上げてバンザイをすると、脊柱起立筋を刺激することができます。
脊柱起立筋を鍛えると背筋が伸びて正しい姿勢が保てるようになり、O脚の改善に繋がります。
おへそドローイン
足を肩幅に開いて立ち、おへそをギュッとへこませて、1分間キープすると腹筋をするのと同じ効果があります。
腹筋の中でもインナーマッスル側に効果がありますので、こちらも姿勢を正してO脚を改善していきます。
冷え性の改善
冷えると血のめぐりが滞り、特に下半身にむくみや痛みなどのトラブルがおきやすくなります。
冷え性の改善には血行促進効果のある食材やお茶の利用が効果的です。
食事面では身体を作る材料となるたんぱく質を積極的に摂取すると良いでしょう。食材では魚や肉、卵、大豆食品などを3食まんべんなく食べるようにしましょう。
冷え取りに効果のあるお茶は、ショウガ茶、ハト麦茶、黒豆茶、シナモン茶などです。
コーヒーや緑茶は暖かくても体を冷やすので、飲みすぎは禁物です。
腰痛もO脚も改善する生活のスタイル
腰痛やO脚を改善していくためには、普段の生活スタイルから見直すとより効果的です。
特に、日中仕事をしている方などは仕事のスタイルを少し変えるだけでも、O脚や腰痛の予防、改善に繋がります。
スタンディング作業のススメ
パソコンの前に座って仕事をしていると、つい首を突き出して猫背気味のスタイルになりがちです。
海外では、オフィスで立ったまま仕事をするという「スタンディングデスク」がIT関係などの会社で多くなっています。
立って仕事をすると背骨が伸び、足腰に筋力がつき、腰痛予防や美脚効果画期待できるようです。
家庭でも長時間の座り仕事や勉強をするときは、立って行うようにしてはどうでしょうか?
自宅でパソコン作業をする場合は、机の高さが問題となります。
パソコンの位置の少しの違いで疲れ方が違ってくるので、自然に背筋が伸びる高さで作業をすることが大事です。
ソファはやめてバランスボールに座ろう
オフィスでイス代わりにバランスボールを使う会社も増えています。
家庭でもソファの代わりにバランスボールに座ってみましょう。
バランスボールに座ってテレビを見たり読書をすると、体の歪みが取れて姿勢がよくなります。
腰痛やO脚の改善にはいったいどこに行けばいいの?
腰痛やO脚にかかわらず、肩こりや足のだるさなどの改善のためにはいったいどこに行けばよいのか迷ってしまうことがありませんか?
整体、カイロプラクティック、鍼灸、あんまマッサージ、指圧など様々な方法がありますが、施術者によっては技術の差があります。
特に国家資格制度がない整体やカイロプラクティックは、技術が高い人にあたれば劇的に改善できることもあるようですが、そうでもない人にあたれば残念な結果になってしまいます。
施術を受ける際には事前に情報収集をして、自分に合った納得できる施術方法を選ぶようにしましょう。
O脚改善は気づいた時が始め時
筋力は年齢とともに衰えてきます。
女性の場合は、お産によって骨盤が開き、O脚になりやすいと言われますが、男性も高齢になると筋力が衰え、O脚になりがちです。
腰痛もO脚も骨盤や股関節、ひざ関節や足関節の不都合もすべてが筋肉の衰えが原因です。「私ってもしかしてO脚?」と気づいた時点でセルフケアをおこなうと、年齢に関係なく腰痛やO脚は改善することができます。
まずは全身が映る鏡で、「猫背ではないか?お腹がぽっこり出ていないか?太もも、ひざ、ふくらはぎ、くるぶしの4つがぴったりついているか?」
確認しましょう。
まとめ
腰痛は持病だから仕方がないとか、O脚は遺伝だからとあきらめることはありません。
毎日の生活の中に簡単なスチレッチを取り入れたり、意識して背筋を伸ばすなどで体全体に筋肉がつきます。
筋肉の量が増えると、姿勢が良くなり、腰痛もO脚も同時に改善されます。
まめに鏡に全身を映してチエックをしながら体の歪みを取り除きましょう。