顔まわりが華やぐ！地味な冬コーデに【ファーストール】の絶妙な着こなし術

冬のお洒落を彩るファー。近頃はフェイクファーのアイテムも増えてきたため、倫理的にも価格的にも手に入れやすくなってきましたよね。ただファーをアウターでガッツリ取り入れるのは……と気負いしてしまう人も少なくないはず。



そこでオススメしたいのが「ファーストール」。普段のコーディネートに加えるだけで、顔周りが一気に華やぎます。今回はそんなファーストールのワンランク上の着こなしをご紹介したいと思います！



 

切り替えデザインのファーストールをアシンメトリーに

シンプルなファーストールをただ首に巻くだけでももちろん高級感を演出することができますが、いつも同じだとなんだかつまらないですよね。



今季は長く、色やデザインが途中で切り替えになったファーストールが多く見られます。その色や柄に合わせて、ファーをアシンメトリーに首にかけると、見る角度によって印象が変わるのでお洒落度が抜群にUPしますよ。

Photo by Pinterest

ブラックコーデのアクセントとして、ホワイト×イエローのファーをチョイスしたこちら。あえて片側は短めに、もう片方は膝あたりまで長めに取ったかけ方は、ぜひ真似したいテクニック。



色の切り替え部分が首元にくる、アシンメトリー使いしやすいデザインのファーストールを選ぶのもポイントです！

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こちらは柄で切り替えになったファーストール。一見、柄部分をシンメトリーにかけているように見えますが、片側はブラックの部分をコートの丈に合わせて膝まで垂らしています。両サイドが膝まで垂れていると派手感が出すぎてしまいますが、片側だけなので程良くゴージャスに仕上がります。



アクセントカラーを取り入れるのも良いですが、コーディネートと同系色のファーを選ぶのも失敗しないコツです。



 

太めのファーストールをベルトで固定

薄手のコートやセットアップにファーストールを加えるときは、ベルトでファーを固定してしまうのもオススメです。



ランウェイで登場してからこのスタイリングに一気に火がつきました。上記の動きが出る巻き方とは正反対に、トップスやアウターと固定することでずれることがなく、遊びも減るので上品な印象に仕上がります。

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ファーストールが太い分、ベルトは細いほうがバランスが良くなります。どんなファーストールにも合わせやすい、シンプルなブラックレザーベルトをひとつ持っていると重宝します。



写真のような明るめの色のファーにプラスすれば、コーデによりメリハリをつけることができますよ。ベルトで腰位置をマーキングするため、パンツや長めのスカートのほうが腰高に見え、脚長効果も期待できちゃいます。

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ブラックベルトは同色のファーにも好相性。さりげなくファーを固定できるので、ウエストが強調されるのは苦手……という人はブラックでまとめてみてください。写真のように、ボトムスに明るめの色や柄が入っている場合も、色がぶつからないよう無難なブラックベルトを取り入れるのが正解です。



ただし、マットな素材のベルトだとあまりにもファーに馴染んでしまうので、エナメル加工がされたものなど光沢感があるベルトがオススメです。



 

存在感のあるファーストールを斜めがけ

ファーストールというと、どうしても首に巻く印象が強いと思うのですが、ファッショニスタは斜めに肩がけすることでお洒落度を最大限に引き出しています。大事なのは思い切ったデザインのファーストールを選ぶこと。真っ白だったり、目を引く色ものを選ぶことでファーの存在感が主役級に引き出されます。



この場合も、太めのストールのほうが全体のコーディネートに映え、華やかさも際立ちますよ。

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こちらはライダースジャケットの上から、グリーンのファーを斜めがけしたスタイル。白シャツにデニムとカジュアルなスタイリングながらも、ファーが加わることで一気にお洒落度がUPしています。



また他の小物で、ファーのグリーンと相性の良いイエローをさしているところも、洒落感を出す工夫のひとつ。

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肩に斜めがけしたファーストールの裾を、コートにインするのも新しい着こなし。肩がけだけするのとは少し異なり、より深い斜めラインが生まれます。写真のようなホワイトコーデや、ホワイトのアウターに色ものファーを差すと、よりゴージャスに演出することができます。



またファーの毛が長いもののほうがボリュームが出ます。これらのテクニックを合わせて、パーティシーンなどでぜひ応用してみてください！



 



ただ巻くだけでなく、意外にも何通りにも着こなせ、お洒落の幅を広げてくれるファーストール。この冬は様々な着こなしにぜひトライしてみてくださいね。