「Roblox」がMeta Questシリーズに対応！オープンβ版がApp Labに登場！

2023年7月13日、Meta社はゲームプラットフォーム「Roblox（ロブロックス）」が、同社のVRゴーグルQuestシリーズに対応することを発表しました。

Meta Quest2、Meta Quest Proに加えて、年内に発売予定のMeta Quest3でも利用できるようになるとのことです。

最初はApp Labを通じてオープンβ版が配信へ

まずは、数週間以内にApp Labでオープンβ版が配信開始されることになっています。

RobloxはPCVRに対応しており、これまでもQuest Linkを使えばQuest2でもPCVRとして利用することができました。

今回のMetaQuestシリーズへの対応は、そこからさらにPCに接続することなくQuest2やQuest Proで利用可能になるものです。

Meta QuestでRobloxを公開するにあたり、Creator DashboardのアクセスページとRoblox Studioのゲーム設定パネルに新しいデバイスタイプとして 『VR』の項目が追加されます。

この設定を利用すれば、クリエイターユーザーは開発したゲームをQuest2とQuest Proに対応させることが可能です。

ただ、Robloxは、「VRデバイス向けの初期の勢いを確実にする」ために、

デフォルトのプレイヤースクリプトを使用しているいくつかの体験のアクセス設定を自動的に更新し、VRデバイスをサポートするようにしました。

引用：Roblox公式

としており、Roblox側でVRに対応したゲームがあることを明らかにしています。

なお、時期は未定ながら、将来的にはMeta Quest公式ストアで正式配信されるとのことです。

世界的ゲーミングプラットフォーム「Roblox」とは

Robloxは、iOSやAndroidなどのモバイル端末、デスクトップ、Xboxなど、さまざまなデバイスを通じて利用できる世界的なメタバース・ゲーミングプラットフォームです。

デイリーアクティブユーザーがMinecraft と Fortnite を合わせた数に相当する平均6600万人を超えると発表されています。

Robloxのクリエイターユーザーはオリジナルゲームの開発や公開をすることができ、世界中のユーザーにプレイしてもらうことが可能です。

近年では日本国内でも普及が進んでおり、クリエイターも増加傾向にあります。

なお、Meta Quest版のRobloxは、13歳以上の利用者を対象としています。

保護者は既存のMeta Questのペアレンタルコントロールツールを利用し、子どもにあわせた安全性と管理のレベルを設定することが可能です。

まとめ

RobloxがMeta Questシリーズに対応することになりました。

1,500万を超えるコンテンツのあるRobloxは、Meta Questのユーザーがすぐに遊べる豊富なコンテンツを提供することができます。

クリエイターのユーザーにとっても、従来、VR体験を開発するにはVRに特化した経験とスキルを持つチームが必要だったところ、Robloxを使ってすぐに既存のゲームをVRに対応させることが可能です。

また、Xbox、iOS、Android、デスクトップPCに対応したクロスプラットフォームのメタバースとしての性格もあるので、これまで以上に仮想空間を通じて世界中の人と繋がる機会も増えそうですね。

ソース：Questブログ

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