国境なき医師団がNGO団体初の出展！「バーチャルマーケット2023 Summer」

2023年7月15日（土）～30日（日）に行われる「バーチャルマーケット2023 Summer」に、NGO団体から初となる「国境なき医師団（MSF）」の出展が決定しています。

パラリアル福岡にテント型のブースが展開され、世界各地で起こっている命の危機についてさらなる認知拡大を目的とした展示が行われます。

国境なき医師団がNGO団体初の出展

今年7月15日～30日に開催されるVRイベント「バーチャルマーケット2023 Summer」に、国境なき医師団（MSF）が出展を決めています。

今回は競馬業界や文具業界など初出展する業界が多く入っており、国境なき医師団もまた、NGO団体として初の出展をします。

世界各地で起こる命の危機をメタバース上で知る

今回のMSFのブースは、企業出展会場の1つであるパラリアル福岡に設置され、

「すべての人に医療を！」

をコンセプトとしたゲームや展示など、バーチャル空間ならではの体験を通じてMSFの医療・人道援助活動や、いかなる権力からの影響も受けず、医療を必要とする場所へ援助を届けるための「民間からの寄付」の重要性に対する理解を深めることができるブースとなっています。

ブース内にあるテントには、

・紛争や自然災害

・大規模な感染症の流行

といった突発的な“エマージェンシー”が起こった際に、すぐさま現場へ駆けつける緊急医療援助活動を体感できるアクションゲームが設置されます。

ここで来場者は、自身の周りに突然飛び出すウイルスに絆創膏を貼りつけて退治することで、世界中に医療が行き渡ることを目指してプレイしていきます。

メタバースならではのゲーム体験を通じて、楽しみながらMSFの医療援助活動における高い機動力や、世界中の人道危機に迅速に医療を届けることの重要性を知ることができ、さらにゲームをクリアした上でブース内に隠されたすべてのウイルスを退治すると、MSFのバーチャルメンバーとして、来場者自身のアバターの写真が入った「バーチャル会員証」が発行されます。

ヘリコプターのモデルも登場！キャンペンも実施

またテントの横には、MSFの物資やスタッフ輸送などに使用するヘリコプターの3Dモデルが設置され、このヘリコプターの前やブース内でアバターの撮影をし、Twitterでハッシュタグ「#Vket国境なき医師団」を付けて投稿すると、MSFオリジナルグッズが当たるプレゼントキャンペーンも実施されます。

今回の出展にあたって

今回の初出展にあたり、MSFは

MSFは、バーチャルマーケットに出展する初のNGOとなります。

メタバースユーザーが多く来場するイベントに出展することで、近年成長が著しく、また今後も利用の拡大が見込まれるVRの世界での発信力を獲得し、世界中で起きている人道危機や、それにより影響を受ける人びとの状況、そして、MSFの活動資金の9割以上を占める個人の寄付で救われる命が多くあることを来場者に知っていただき、医療・人道援助の支援の輪が広がることを期待しています。

とコメントしています。

バーチャルマーケット公式サイト

まとめ

今夏に行われる「バーチャルマーケット2023 Summer」へ、国境なき医師団がNGO団体として初の出展を決めています。

ここでは世界で起こっている命の危機の認知拡大を目的とした展示や、緊急医療援助活動が体験できるゲームが展開されます。

ぜひブースを訪れて体験してみてください。

ソース：プレスリリース[PR TIMES]

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