「メタバース空間制作サービス」提供開始！設計から演出までワンストップ

リコージャパン株式会社は、株式会社ダイナモアミューズメントおよび株式会社ハシラスと、企業ミュージアムやショールーム等の運営あるいは新設予定の顧客に対し、設計から演出までをワンパッケージで提供するメタバースプラットフォームを活用した「メタバース空間制作サービス」を共創し、その提供を開始したことを発表しました。

リモートでのコミュニケーションを活性化！

「メタバース空間制作サービス」とは？

「メタバース空間制作サービス」イメージ画像

「めちゃバース」はハシラス社が開発し登録商標を有する、Webブラウザーだけで1000人以上の同時参加を実現している、『めちゃ簡単、めちゃ沢山入れるメタバース技術』を活用したメタバースプラットフォームで、ユーザーはアバターとなりメタバース空間内を自由に移動することができます。

専用アプリケーション不要でURLにアクセスするだけで即座に参加することができる「めちゃバース」の手軽さに、リコージャパン社の『「リコーデジタルコンテンツサービス」で培ったリアル空間イベントのノウハウ』と、ダイナモアミューズメント社の『サイバー空間におけるXR関連サービスでの幅広い実績』を掛け合わせることで、リアル空間とサイバー空間をシームレスに繋ぎ、ハイブリッド型ワークスタイルでのコミュニケーション活性化を実現しています。

「メタバース空間制作サービス」の特徴

今回提供が開始される「メタバース空間制作サービス」は、メタバース空間の設計から演出までを含めたワンパッケージで提案され、料金はプラットフォームの利用に応じたサブスクリプションの課金形態が導入されていることで、メタバース空間導入へのハードルを下げることに成功しています。

メタバース空間の設計は”プリセットデザイン”から”新規デザイン”まで対応可能で、様々なカスタマーの要望に応えられる仕様となっています。

それだけでなく、リアル空間の施設リニューアルなどに併せてユーザーが保有する図面データなどから、簡単にメタバース空間を再現することも可能となっています。

「メタバース空間制作サービス」の活用例

「市村清記念館の様子」イメージ画像

リコージャパン社では、創業者である市村清氏とリコー社の歴史をメタバース空間上で体感できる施設として、「メタバース空間制作サービス」を活用しVR空間上に企業ミュージアム”市村清記念館”を社内実践として構築しています。

この”市村清記念館”は、リコーグループ社員であれば誰でも利用することができ、利用した社員からは

「メタバース空間上にいながら市村清の歴史をリアルに体感できて感動した」

「自社の事業により興味が湧いた」

といった反応が寄せられ、インナーブランディングの効果が期待できる結果が得られています。

また、ハシラス社が運営するデモンストレーション用サイトからは、だれでも”市村清記念館”を体感することができます。

今後の展開

昨今の新型コロナウィルスによる影響で、リモートワークが急速に普及し”働き方”や”働く場所”が多様化している社会情勢の中、

・社員同士の対面コミュニケーションの減少

・会社へ実際に出社しコミュニケーションを取る機会の減少

が課題として浮かび上がってきています。

リコージャパン社ではメタバース空間の活用で、

『リモートでのコミュニケーションの機会を増やすこと』

が対面以外での社員同士のコミュニケーション活性化へつながると考え、今回、「メタバース空間制作サービス」を開発しています。

さらに、エッジデバイスやデジタルサービスの活用によるワークプレイスの変革を通じて、カスタマーのよりよい働き方の実現を支援したいとしています。

まとめ

リコージャパン社、ハシラス社、ダイナモアミューズメント社が共創した「メタバース空間制作サービス」が提供開始されています。

本サービスによりメタバース空間の設計～演出がワンパッケージと導入が簡便化されることで、リモートでのコミュニケーション活性化が期待されています。

少しずつコロナ禍前の日常が戻りつつありますが、この数年のブランクから対面での会話にちょっと緊張してしまうという人も多いのかもしれません。

そのような人にとって、メタバース空間でアバターを介してのコミュニケーションから対話を始めることは、対話のリハビリになりそうだと感じるニュースですね。

ソース：プレスリリース［PR TIMES］

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