週末恒例!
VRニュースイッキ見【後編】!
昨日の前編に引き続き、今週(11/5〜11/11) 注目を集めた10記事のうち、後半5記事を一気に紹介します!
VRニュースイッキ見【前編】はこちら→https://vrinside.jp/news/post-201395/
①VTuberねむと人類学者Milaが「VR国勢調査」発表へ!VRDAYS EUROPEにて
11月13日からオランダ・アムステルダムとVR空間で開催されるVR技術会議「VRDAYS EUROPE 2021」で、タバースの生活実態について調査したレポート「ソーシャルVR国勢調査2021」が発表されることになりました。
「ソーシャルVR国勢調査2021」とは
日本のVTuber「バーチャル美少女ねむ」
スイスの人類学者「Mila」
の2人が、世界中のソーシャルVRユーザーを対象に行われたアンケート結果をまとめた全60ページのレポートで、日本語と英語のバイリンガル形式で無償公開されているものです。
レポートの発表は、VR関連企業や研究者・芸術家などが集結するカンファレンス内の「What the Metaverse?!(メタバースとは何か?)」セッションにて行われ
・利用されるソーシャルVRの地域性
・ファントムセンス(VR感覚)と呼ばれる現象
などが中心に語られることになっています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-201239/
②木製のVRゴーグルが登場!スマホ用組立式VRビューア「VOOR koivu」
VR関連ソリューションを手がけるリ・インベンション社は、フィンランドの木製メガネフレームブランドKraaKraaとコラボして、スマホ用VRゴーグル「VOOR koivu」を開発しました。
フィンランド語で白樺を意味する『koivu(コイブ)』を名前に使っている「VOOR koivu」は、木の香りとぬくもりを感じる木製であることが特徴です。
木材から製造までの全てがフィンランドで行われており、
・瞳孔間隔の調整機能を搭載
・組み立てる過程も楽しめる仕掛けを用意
・木の工芸品のような高級感あるデザイン
・歪みの少ない広い視野のオリジナルレンズを採用
などこれまでにない上質なVR体験を提供できる本格派のVRゴーグルとなっています。
また、発売に先立ち、11月13日と14日の11:00~17:00に東京・荒川区で開催予定の『VRで出会うフィンランドの森と湖』にて、「VOOR koivu」を体験できるイベントが実施されるとのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-201241/
③角川ドワンゴ学園のプレゼンイベント「NED2021」clusterにて11/13に開催!
学校法人 角川ドワンゴ学園の生徒たちによるプレゼンテーションイベント「NED(ネッド) 2021」がメタバースプラットフォーム「cluster」にて11月13日に開催されることになりました。
“NED”は、角川ドワンゴ学園の生徒たちが「オリジナルのアイデアを見つけ、広げるために“表現する”場」をコンセプトに実施され、
・N高等学校
・S高等学校
・N中等部
・プログラミングスクール「N Code Labo」
から参加した生徒たちが自身が取り組んでいるプロジェクトや社会課題に対する解決方法、学園生活を通して得た学びなどについてのプレゼンテーションを行います。
cluster上の本会場に参加できるのは生徒や入学希望者・関係者のみで、一般向けにはニコニコ生放送やYouTubeでの配信がされる予定です。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-201280/
④美容雑誌「MAQUIA」がVRアミューズメントパークを11/20にオープン!
集英社が発行する美容誌「MAQUIA(マキア)」の公式webサイト「MAQUIA ONLINE」内に、バーチャルアミューズメントパーク『MAQUIA BEAUTY AMUSEMENT PARK』が開設されることが明らかになりました。
『MAQUIA BEAUTY AMUSEMENT PARK』では、コロナ禍でリアルテンポで美容グッズに触れることが難しい状況が続く中で、バーチャル空間上で美容がもたらしてくれる高揚感を体験することができます。
11月20日のオープニングでは「MAQUIAベストコスメ2021年下半期」受賞製品について、
・自分にぴったりなスキンケアがわかる診断コンテンツ
・家に居ながら試せるバーチャルメイクアップ
・オンライン購入
ができるコンテンツが公開される予定です。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-201272/
⑤産学連携の「メタバース研究所」設立へ!clusterのアップデートや新機能も
クラスター社は、11月1日に”メタバース研究所”の設立とOculus Quest 2対応など複数の新機能・アップデートを発表しました。
今回発表された「メタバース研究所」の設立は、
・東京大学稲⾒研究室
・京都大学神⾕研究室
の協力のもとに実現したもので、世界的に注目されているメタバースの日本社会における価値創造等について研究していく予定です。
このほか、「cluster」内でメタバース体験を向上させるために、
・Oculus Quest 2への対応
・「Cluster Creator Kit」に乗り物作成機能の追加
・オリジナルアバターを作成できる「AvatarMaker」機能
など、6つの新機能の実装とアップデートが実施されています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-201149/
まとめ
今週後半はVRやメタバースに関する学術的な取り組みが大きく注目されたようです。
メタバースの実現には技術的問題があるのはもちろん、法的・倫理的なルールづくりなども必要なので文系理系を超えた産学協同の取り組みが重要になります。
今後も国内外で新しい産学協同の事例が増えていくことが予想されます。
いずれにせよメタバースがどのような未来を見せてくれるのか楽しみですね。
来週はどんなVRニュースがあるのでしょうか?
お楽しみに!
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