こんにちは、高専生のTaiseiです。突然の告白になりますがわたくし、VR童貞なのです。
触ったことがないのはもちろん、恥ずかしながらVRがどういったものなのかすら知りませんでした。
そんな僕ですが、今回インターンシップということでVR InsideでVR体験をすることになりました。
せっかくの機会なので、VR初心者の立場からVR体験をして感動した点、不満に思った点などを前後編の2記事に分けて紹介していこうと思います。
どうぞお付き合いください。
段ボールにスマホを挿入するだけ!Cardboard
まず初めにGoogle社のヘッドマウントディスプレイcardboardをプレイしました。
段ボール製の箱のようなものにスマートフォンを挿入して使用するもの。
これが初めてのVR体験。こんなショボくて大丈夫なのか・・・?おっと。心の声が出てしまったようです。
これがVRか!段ボールだからと言ってなめていました。
ヘッドマウントディスプレイを装着した瞬間に、周りの視界はシャットアウトされ、VRの世界に引きずり込まれます。
ベタな言葉かもしれませんが、あたかも自分がそこにいるのかのような感覚です。
そのためゲームへの没入感は半端なく、現実を忘れてゲームに集中することができます。
VR、なんて素晴らしいものなんだ。
GermBuster
バブルガンで細菌を次々を倒し、得点を稼ぐシューティングゲーム。
内容は特に変わったものではありませんが、VRでプレイすると敵に囲まれた時の緊張感や、ダメージを受けた時の焦りがすごく、迫力が全然違います。
新感覚を味わえたものの機能はあまり充実しておらず、ただ撃つだけなのでやることが単調かなと感じました。
また、10分ほどプレイすると少し酔ってしまいました。VR酔いというやつです。
そのためプレイは中断。
VR酔い、初めて経験したがこれは中々手ごわいぞ・・・・
cardboard
今回はcardboardというアプリのチュートリアルをプレイしました。
先ほどのアプリよりもいろんなことができました。
特に、鳥になって空を飛ぶというアクションは迫力が物凄く感動を覚えてしまいました。
この瞬間が、僕が初めて強くVRを感じた瞬間です。
GermBusterは最初から最後まで「ゲーム」といった感じで現実味はありませんでしたが、こちらのアプリは序盤は現実のように始まり、その後空を飛ぶという現実ではできない体験ができたから感動したのかもしれません。
incell
まるで宇宙のようなところでウイルスと戦うSFアクションゲーム。
レースでは頭を傾けることで左右に動きアイテムを取ったり避けたりします。
スピード感がありレース中もコースの周りに細胞が動き回っているので迫力はありました。
ただやはりすごく酔ってしまい、特にレース中左右に動こうとして頭を傾けると気持ち悪くなってしまいます。
Space X Hunter
宇宙で機体を操作して敵を攻撃したりアイテムを入手したりしてミッションをクリアしていくゲーム。
今までで一番操作が自由で、360度どこでも行くこともできました。
やはり見えるところどこにでも行くことができるとより現実味が増して楽しいです。
オルタナティブガールズ
女の子たちの仲間になって敵に立ち向かうコマンドゲーム。
VRで見ることのできるムービーがあり、そこで女の子に話しかけられたりします。
普通のディスプレイと違ってVRのヘッドマウントディスプレイだと人間との距離感を感じる事ができます。
それがより現実を再現し、よく言われる「画面の中」とはまた違った感覚でプレイできます。
女の子以外の風景にももう少し気を配ればより現実味が増すかなと思いました。
ピントが合わせられるようになった!Dlodlo Glass H1
こちらはShenzhen Dlodlo Technologies社のヘッドマウントディスプレイです。
今回もスマホを装着してプレイするタイプ。Cardboardの上位ともいえます。
さて、どのように変わるのか・・・。
Cardboardでは右目と左目で見るものが少し一致しない感じがして、見えるものが少しずれていました。
そのためCardboardではどこか映像を見ている感じがして現実味はあまりありませんでした。
しかし今回のものではそのようなことがほとんどなくなり、立体感や距離感が生まれてより現実に近いものに。
ピント調整機能もあるため、かなり自然に見えて酔いも少なくなりました。
さらに手で持たなくてもよくなるので手が疲れないのもよいと思いました。
より操作を幅広く!ゲームパッド
今度はSatechi社のBluetoothゲームパッドを使用してプレイしてみました。
今までは視点移動しか操作方法がありませんでした。
ゲームパッドを使うことどのようなことができるようになるのか・・・。
やはりゲームパッドを使ってプレイするように作られているソフトは、できることが多いなと感じました。
例えばFPSのようなゲームなら方向を変える、照準を合わせる、撃つ、武器を変えるなどいろんなアクションができるようになり、今までよりもゲームとしてのクオリティが高くなります。
そのためアクションの選択肢一気に増え、自然と集中してしまうので没入感が増すなと思いました。
それに僕の中ではゲームといえばコントローラという所があるので、ゲームパッドによってゲームをしているという実感がわき楽しむことができました。
鮮明な映像と充実したコンテンツ!GearVR
次はSamsung社のGearVRをプレイ。
横にタッチパッドがついていて、ゲームパッドがなくてもある程度の操作をすることができます。
先ほどのDlodlo Glassと似ていますが、性能はどうでしょうか。
グラフィックがよりきれいになったのもありますが、操作性の向上も大きいです。
横にタッチパネルがついているだけで操作性がかなり上がりました。
横にタッチパッドがついていて、それにより移動や決定などのアクションをゲームパッドなしにできるようになったのです。
Cardboardでは視点操作のみでしたが、これにより多くの操作をできるようになりました。
Affected: The Manor
これは本当にやばかった。
ホラーゲームなのですが、普通のホラーゲームとは段違いに怖い。
普通は画面越しに見るので、体験している人は他人というか、自分ではないという感覚がありますが、VRでは自分がその場にいるような感覚になります。
そのためホラーゲームの様々な雰囲気や怖い事が直に伝わってきます。
ヘッドマウントディスプレイを外して現実に戻った時の安心感とドッと来る疲れでどれだけ自分が没入していたか分かりました。
360channel
これはいろんな動画が見れるアプリで、このアプリに入っている動画はすべて360度見渡すことができます。
VRで動画を見るとすごそうだな、と想像するだけで分かります。
実際、音楽のライブ映像なども普通ではあくまで保存されている映像を見るだけですが実際にライブに行っているような感覚になれます。
臨場感や緊迫感が半端なく、すごく楽しく動画を見れました。
動画というのは枠という概念に縛られてきました。
動画は画面という枠の中に存在するという概念に縛られていましたが、360度動画になるとそんなものは存在しなくなります。
今回プレイしたものはすべてスマホを装着してプレイするものでした。
モバイルとは言えVRの迫力は圧倒的で、こんなに素晴らしいものなのかと思い知らされました。
後編ではPCを使ったよりハイスペックなVRを体験していきます。もっと凄くなっていきますよ!
後編はこちら
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