手軽にリラクゼーション効果を得られる「MindVerse」、Oculus Rift対応でリリース

VRは瞑想やリラクゼーション効果をもたらす技術としてもポテンシャルを秘めている。VRヘッドセットを装着すると周囲の視界、音をすべて遮ることができるので、ユーザーは深い没入感を伴うVR空間で、瞑想やリラックス効果を得ることができる。

MindVerse Wizardsが開発するVRアプリ「MindVerse」は、こうしたリラクゼーションを目的として開発されたアプリだ。11月8日から配信を開始しており、Riftユーザーであれば本アプリを無料でプレイすることが可能だ。

概要

「MindVerse」について

「MindVerse」は脳神経科学とガイド付き瞑想を融合したリラクゼーション用VRアプリだ。

ユーザーは周囲の環境をシャットアウトして、日常とはかけ離れたVR世界に潜り込むことができる。本作に登場する様々なVRロケーションでは、心地の良い音楽と、ユーザーを深い瞑想状態に誘うナレーションに従って、日常生活での様々なストレスや疲れを癒すことができる。

リラクゼーション効果を得られるVRアプリ

「MindVerse」の開発チームは、アプリのリリースに際して以下のようにコメントしている。

本アプリでは、最初は自己主張の少ない控えめなVR体験から始まります。ユーザーは日常生活における様々なストレスから解放されます。（アプリを起動すると）静かなスタジオのデスクから始まり、そこから流れる川へと移行します。そして、木の葉が木から舞い落ちる森へと進んでいきます。本アプリはいつでも、好きなときに体験することが可能で、ユーザーは心に落ち着きを取り戻し、自分自身をコントロールできるようになります。

5年の開発期間を経てのリリース

本アプリで体験できるエクササイズは複数あり、そのどれもがユーザーにリラックス効果をもたらすものだ。開発には長い時間を費やしており、5年の歳月をかけてアプリを開発、その間に合計で300人のテスターを動員してのアプリテストを行ったという。

本アプリを体験したテスターのうち、80％が「MindVerse」で精神的な落ち着きを得られたという。仕事の疲れを癒すためにゲームをプレイする人は数多くいるが、ゆったりと落ち着いてリラックス効果を得たいときは、「MindVerse」のようなリラクゼーションアプリを使用するという選択肢もある。

Oculus Riftに対応、無料でプレイ可能

「MindVerse」は11月8日より配信開始となっており、現在のところOculus Riftのみに対応している。

本アプリは無料でプレイ可能で、今後は様々なコンテンツをアプリに追加していくとのことだ。追加コンテンツはサブスクリプション（定額利用）で利用可能となっており、今後は様々なリラクゼーション用VR体験や、アドベンチャーなどを追加していくとのことだ。

参照元：VRFocus Enter A World Of Relaxation And Meditation When MindVerse Launches On Oculus Rift Tomorrow

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