株式会社VRデザイン研究所(本社:東京都目黒区、代表取締役:勝野明彦、以下VRデザイン研)は、日本初のAR(Augmented Reality、以下AR)専門の教育機関『ARプロフェッショナルアカデミー』を、2018年4月に開校することを発表した。
ARプロフェッショナルアカデミー:https://vracademy.jp/ar
学校設立の背景 今なぜAR?
AR技術の利用は、1999年に「AR ToolKit」がリリースされて以来、歴史はかなり古い。
日本ではフューチャーフォンのARマーカーとしての活用から始まり、スマホの普及後、2009年「セカイカメラ」が話題となった。
その後、2012年頃から「Vuforia」や「Kudan」といったフレームワークで既に多くのアプリで使われているが、何と言っても昨年の米国Niantic社の「ポケモンGO!」の爆発的ヒットで一挙に一般化させることとなった。
今年に入りAppleは6月、開発者向け「ARツール・ARKitは、世界最大のARプラットフォームになる!」と宣言。
一方Googleは8月、Project 「Tango」の後継となるARプラットフォーム「ARCore」を発表した。
そこでVRデザイン研究所は、2017年-2018年は、AR普及元年と見据え、AR技術を活用した様々なサービスやアプリ開発の需要が倍増すると予測した。
昨年のVR普及元年、今年は、AR普及元年とすると今より増して、ITエンジニア不足が見込まれるという。
大企業は勿論、特に人材難で苦しむ中小企業へのITエンジニアの供給と育成は必須である。
同研究所は、ITエンジニア育成のためのエコ・システムを構築すべく新しい教育機関を目指すということだ。
ARアカデミーの5つの特徴
1.入学金、授業料は“無料”。企業からの奨学金システム。
2.仮想プロジェクトによる実践スキル学習“クエスト方式”。
3.学生の学習プロセスを見守る“パートナーズ in Learning”。
4.エンジニアのための職人コミュニティ“ギルド”。
5.企業の現場で働くプロが講師。“プロフェッショナルアカデミー”
ARアカデミーの概要
1.2018年4月本開校。2018年1月より「ARエンジニア養成塾」プレ開講。10月より募集開始。
2.1~3ヶ月コースの短期集中。 ※9月23日(土)AR座談会・緊急開催。
3.対象:エンジニアとして企業に就職・転職希望者。入学試験・面談有り。
VRデザイン研究所×VRプロフェッショナルアカデミーの現状
VRデザイン研究所は、日本初のVR専門の学校『VRプロフェッショナルアカデミー』を、2017年4月1日に開校した。
昨年11月から1ヶ月間募集活動を行い約350名の応募があり、20代の若いエンジニアを中心に大学生から40代の元VR研究者まで幅広い優秀な人材が集まった。
講師陣は、いち早くVRコンテンツ開発を行っている先進企業の現場のプロが結集している。
4月1日御茶ノ水での開校イベントを皮切りに、3ヶ月の実践学習がスタート。
5月末VRハッカソン、そして、6月末の最終回は、修了課題制作発表会(Vアカ・オーディション)を実施。
更に、7月末一般公開イベント「東京VRコンテンツfes.2017」を開催。
第一期生の全VR作品を出展、大盛況を博し無事修了したということだ。
=VRアカデミー賞・受賞優秀作品 動画=
会社概要
VR/AR/MRの専門的知識と技術を習得し、コンテンツ開発ができるエンジニアを育成することを目的とした「VRプロフェッショナルアカデミー」を運営している会社。
同校は2017年4月に開校している。
商 号:株式会社VRデザイン研究所
代表者:代表取締役所長 勝野 明彦
所在地:東京都目黒区上目黒1丁目26-1
設 立:2003年8月
資本金:11,000,000円
参照元:ニュースリリース
ARとは?
拡張現実(Augmented Reality)の略。
現実環境をコンピュータにより拡張する技術、およびコンピュータにより拡張された現実環境そのもののこと。
化粧品や洋服の試着、建設業界においてのシミュレーションなど幅広い分野で活用されている。
ARを使用したゲームも出回っており、有名なものでは米ナイアンティック社の「ポケモンGO!」などがある。
AR ToolKitとは?
AR ToolKitは誰でも無償で使えるオープンソースの拡張現実ARを実現するソフトウェアライブラリ。
ARCoreとは?
GoogleのAndroid向けのARフレームワーク。
スマホに内蔵されたカメラとモーションセンサーを使用する。
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