労務管理SaaSが物流業界向けの機能を追加、ドライバーの安全教育の受講状況や習熟度を把握可能に

X Mile株式会社は、物流事業者向けSaaS・プラットフォーム「ロジポケ」に業界初となる「ドライバー教育マネジメント機能」を新たに導入しました。この機能は、ドライバーごとの安全教育習熟度を判定できるもので、物流業界が抱える2024年問題や人材不足に対する有効な対策として位置づけられています。

新たに実装された「ドライバー教育マネジメント機能」は、物流企業の管理者が、ドライバーごとの安全教育の進捗状況を一画面で把握できるダッシュボード機能を提供します。具体的には、「法定12項目の受講記録」「動画教材の受講履歴」「事故報告履歴」「安全教育スコア」など、ドライバーに関するさまざまな情報を集約・可視化することが可能です。

これにより、管理者は各ドライバーの安全教育習熟度を把握し、教育の成果を評価するだけでなく、事故報告との関連性を見極めることで、より効果的な人材マネジメントを実現できます。また、管理者とドライバーの個別コミュニケーションを通じて、事故の抑制や労災の防止に向けた取り組みを強化することもできます。

物流業界は、2024年問題として知られる労働環境の変化や人材不足に直面しています。これらの課題を克服するためには、ドライバーの採用力強化や人材の定着が重要な要素となります。特に、事故や労災の抑制が経営に与える影響が大きいため、安全教育の徹底が求められています。

X Mile株式会社は、こうした業界のニーズに応えるため、全国10,000以上の物流事業者との取引を通じて蓄積された知見を活かし、今回の「ドライバー教育マネジメント機能」を開発しました。この機能は、単なる教育の効率化にとどまらず、ドライバーの安全意識や教育成果を可視化することで、物流企業における人材マネジメントの質を向上させることを目指しています。

X Mile株式会社は、今回の新機能を通じて、物流業界全体の安全教育を強化し、ドライバーの定着率向上に寄与することを目指しています。また、業界の課題解決に向けて、引き続き革新的なソリューションを提供していく方針です。