地酒専門店が店内にAI設置、おすすめの日本酒をAIが自動提案！

SCENTMATIC株式会社は、JR金沢駅構内の地酒専門店「金沢地酒蔵」にソムリエAI「KAORIUM for Sake &Wine」を2024年12月19日（木）より設置いたしました。

「金沢地酒蔵」は、石川県が11年かけて開発した酒米「百万石乃白」を使った日本酒をはじめとする加賀・能登・金沢エリアの地酒を豊富に取りそろえる専門店で、これまで日本酒選びに迷うお客様やスタッフに声を掛けるのをためらうお客様に対し、もう少し気軽に日本酒を選べる仕組みを提供できないかと考えていました。そこで、味や香りを言語化してわかりやすくビジュアル化するソムリエAI「KAORIUM for Sake &Wine」を導入することで、初心者にも親しみやすい日本酒の提案を可能にし、さらに海外からのお客様にも言語の壁を超えて日本酒の魅力を伝えられるようになりました。

「KAORIUM for Sake &Wine」は日本酒・ワインの風味を言語で可視化し、理想のお酒とのマッチングを行うAIシステムです。お客様は操作画面で好みの香りや味わい、シーンなどを入力するだけで、自分に合う日本酒が提案されます。今回の導入により、「金沢地酒蔵」では「百万石乃白」を使った約10銘柄を含む多彩なラインナップの中から、よりスムーズに好みの一本を探し当てることができるようになりました。とくに日本酒に馴染みの薄い海外のお客様からは好評で、店頭でこのシステムを試しながら日本酒を購入する姿も多く見られています。

「金沢地酒蔵」では営業時間を8:30～20:00（バーラストオーダー19:30）としており、店内には日本酒好きには堪らない銘柄がずらりと並びます。今回の取り組みを通じて、より幅広いお客様に日本酒の楽しさや奥深さを味わっていただきたいと考えております。今後もSCENTMATIC株式会社では、「嗅覚のデジタライゼーション」をキーワードに、人々の感性に寄り添った新たな顧客体験を提案し続けてまいります。

レポート／DXマガジン編集部折川