介護・看護事業を展開する会社が採用管理システム導入、選考データ可視化による求人掲載先の最適化を目指す

カインドライフは採用管理システム「sonar ATS」を導入し、理念である「自分が暮らしたい家となるホームホスピス」を共有できる人材の採用を目指す取り組みを開始しました。この導入により、採用活動の効率化と応募者との迅速なコミュニケーションを図り、より効果的な採用プロセスを実現することを目指します。「sonar ATS」を提供するThinkingsが2024年11月14日、発表しました。

カインドライフは、ナーシングホーム「悠ライフ」を運営し、入居者とその家族に寄り添った心のこもったケアを提供しています。同社は、看取りを含む重要な役割を担う仕事を支えるため、医療や介護にとどまらず、入居者の想いに共感し、共に幸せを感じられる人材の採用を重視しています。

採用活動においては、複数の求人媒体を利用することで、応募者管理や進捗確認、日程調整などの業務負担が課題となっていました。このたびの「sonar ATS」の導入により、採用プロセス全体をデジタル化し、データの集計や可視化、人材紹介会社とのやり取りの一元化、作業自動化などを実現。さらに、応募データの分析による最適な求人媒体の選定も可能となります。

「sonar ATS」は、新卒や中途採用を問わず、応募経路を一元管理する機能を備え、採用業務を効率化する採用管理システムです。選考フロー管理や進捗集計、面接評価、求人媒体との連携など、多岐にわたる機能を提供します。また、LINEやGoogleカレンダーといったツールとの連携も可能で、応募者とのコミュニケーションを円滑にします。

図1：採用管理システム「sonar ATS」の概要

この導入により、カインドライフは採用担当者の負担軽減だけでなく、より質の高い人材を確保し、理念に沿った施設運営の実現を目指します。今回の取り組みは、同社が「悠ライフ」を通じて提供するケアの質をさらに高め、地域社会における信頼と価値を向上させるものです。

【関連リンク】
Thinkings株式会社
https://www.thinkings.co.jp/

プレスリリース
https://thinkings.co.jp/news/20241114_kindlife/

執筆：DXマガジン編集部