大人がハマる「ミステリーノベルゲーム」おすすめ6選。人の持つ悪意に恐怖する

二次元特有の派手な見た目やファンタジーすぎる設定……現実では考えられなさすぎてゲームを嫌煙している人は意外と多いです。



そんな方におすすめなのがノベルゲーム。文章が主体で実写の画像を使ったものが多く、幅広い方が手に取りやすいジャンルです。とくに推理ものはファンタジー要素が少なく馴染みやすい内容なのではないでしょうか。



今回は、おすすめのミステリーノベルゲームをご紹介。謎解きとリアルな人間の怖さが味わえる6本をチョイスしました。

雪山のペンションで起こる、殺人事件を解き明かす『かまいたちの夜』

思いを寄せる女性に誘われ、雪山デートに来た主人公。宿泊先のペンションで、不運にも殺人事件に巻き込まれてしまいます。しかも外は猛吹雪。携帯も圏外で助けを呼べず、自衛のために自分たちで事件解決することを余儀なくされます。



複数の結末があるマルチエンディング。ストーリー中に現れる選択肢を選び進めていきます。慎重に推理し、ペンションに潜む殺人犯の正体を掴んでください。

▲スノーボードを楽しむ主人公と、ヒロインの真理。彼女の叔父が経営するペンションで事件に巻き込まれる。

▲見つけた死体はなんと、バラバラにされていた。宿泊者の中に犯人がいる……？

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思い出残る、高校生たちの夏合宿。しかし、妙な事件が起こっていき……『消火栓』

みんなの私物が盗まれ、学校で飼っていた犬が失踪……夏の合宿中、不可解な事件が次々と起こっていきます。電波も届かない山奥の学校で、高校生たちが事件に立ち向かうクローズド・サークルです。



犯人と思われる登場人物を選び、主人公に疑わせて進行するというシステム。ストーリー中、マークする人物はいつでも変更可能です。主人公と一緒に推理していくのが楽しく、のめり込んでしまいます。

▲最初に起きたのは、部員のCDプレイヤーが盗まれるという小さな事件。事はどんどん大きくなる。

▲1人だけいる引率の先生か、珍しい時期に転入してきた生徒か……全員怪しく感じる。

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姉を探しに東京へ行った。忘れられない七日間になった。『人形の傷跡』

PCゲームで「怖すぎる」と話題になったサイコホラー・アドベンチャーの名作。



上京して音信不通になった姉を探しに、主人公は東京へ旅立ちます。しかし姉の通う大学を訪ねてみると「そんな生徒はこの学校にいない」と言われ……？ 滞在先のアパートにも痕跡がなく、主人公は困惑します。



姉はどこに行ったのか。探索を続ける主人公に、じわりじわりと恐怖が差し迫っていたのです。

▲母はおらず、父は仕事でなかなか家に帰らない。主人公にとって、姉は姉以上に大切な存在だった。

▲姉が所属していたという研究室を訪ねるも、痕跡はゼロ。彼女は主人公に何を隠していたのか。

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殺された恋人が、とあるゲームに遺書を遺していた『ANGEL WHISPER』

恋人からの最期のメールに添付されていたゲームをプレイし、事件を解き明かすストーリー。彼が遺したかったものは何なのか、現実とゲームを行き来することでそれが明らかになります。



事件当時の架空のブログにアクセスできるシーンがあり、「本当に起こった事件なのか？」と錯覚してしまうほどの作り込み。現実と空想が入り混じる物語に、翻弄されてしまうことでしょう。

▲恋人だった由島が世を去り、悲しみに暮れる咲子。ゲームをプレイし、彼の遺言を確認することを決意する。

▲恋人が遺したゲーム名は『ANGEL WHISPER』。以前は「アンゴルモア」という題名だったのになぜ変えたのか。

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人間とCPUどちらが強い？ 将棋対決を巡る『千里の棋譜』

コンピュータ将棋の発展は目覚ましく、人間のプロ棋士は苦しい戦いを強いられています。そんな現代将棋の世界観をそのまま取り入れたストーリー。



主人公はフリーの記者として、突如起こる失踪事件に巻き込まれていきます。コンピュータとの対決を目前に失踪した将棋の名人。彼の心境にどんな変化があったのでしょうか。

▲インタビューしようと名人の家を訪ねると、部屋が荒らされていた。盗まれたものは失踪事件と関係がありそう。

▲高橋九段がまさかの本人役で登場。おちゃめな一面を見せる一方、物語の重要な鍵を握る。

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目が覚めると、閉鎖空間だった。後味の悪いサイコホラー『サナトリウム』

見覚えのない街を彷徨う、悪夢に悩まされる主人公カオリ。目が覚めると、窓一つない閉鎖空間で生活していました。ここはどこで、自分は何者かさえわからない……自我を取り戻すため真実を探るストーリーです。



突如現れた男に「お前は俺の婚約者だ」「俺の連れ子をお前が殺した」と言われ、カオリは困惑するばかり。本当の真実とは一体何なのでしょうか。

▲不安定な精神状態で、カオリは真実に辿り着けるのだろうか。

▲生々しい実写の写真が多く、グロテスクな要素が多め。ストーリーもえぐいので究極に人を選ぶ内容。

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古きよきノベルゲームが揃った、趣あるラインナップ

ミステリーで見られる、人間の怖さや難解なトリックが存分に楽しめるものばかりです。文章の構成も面白くボリュームがあり、読み応えがありますよ。ぜひ遊んでみてください。

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