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飼い主は『犬の顔の臭い』に感情的?トリマーが知っておくべき『お客さんの意識』と実践したい『洗顔スキル』


多くの犬の飼い主は、犬の顔回りの匂いを嗅ぐことを楽しみ、その匂いで犬の健康や気分を察知することができます。しかし、犬の顔は他の部位よりも汚れやすく、臭くなりがちです。このため、トリマーの多くは顔を最後に軽く洗うのみであり、シャンプーが目に入って起こるトラブルを避けるために目の保護を優先しています。ただし、飼い主が不快に感じるほどの臭気を残してしまうと、サロンが適当に仕事している印象を与え、顧客が離れてしまう可能性があります。石油系石鹸ではなく、植物性コロイドシャンプーを使うと、安全に汚れを効果的に落とすことができ、犬の顔の匂いに対する評価を高めることが可能です。

飼い主は犬のどこを嗅いでいる?

の顔に頬を寄せている飼い主のクローズアップ写真

私は愛犬メグミを抱っこすると、名前を呼びながらほっぺに顔を押し付け臭いを嗅いでいます。ほとんど衝動的に。だけど、それは私が変なオジサンだからじゃないと思うんです。現に、サロンにお迎えに来た飼い主さんも、カウンターの向こうで同じことをされています。

そうです、飼い主は愛犬の顔周りの臭いを日常的に嗅いでいます。

そうすることで、口中に異常があればダイレクトに臭いで分かりますし、顔周りに触れさせてくれることで、自分を信頼してくれていることが分かり、その時の挙動で犬の心の状態も分かって、信頼関係を強くするスキンシップにもなっています。

犬の顔がクサいのは当たり前?

顔周りが汚れている(涙焼けなど)犬の顔アップ

犬の顔周りは全身のどこよりも早く汚れて、臭くなりがちですからトリマーも飼い主も「少々顔が臭いのは犬だから仕方ない」と思っているでしょう。

ここに面白い調査結果があります。

対面で1,000人のプロトリマーに「シャンプーで顔を洗うタイミングはいつですか?」と質問すると、90%以上はなんと、「最後にサラッと洗う」と回答しました。

これは「少々顔が臭いのは犬だから仕方ない」という淡い了解が飼い主とトリマーとの間にあるので、顔の臭いをしっかり落とすより「目にシャンプーが入ると大変だから」と目の保護を優先している結果です。

シャンプーが目に入るとそんなに大変?

犬の目を検査している人

シャンプーが目に入って起こるトラブルと言えば、俗に「シャンプーやけ」と言われる症状です。涙が止まらなくなり前足で間断なく目をこするので、狼爪がひっかかって眼球を傷つけることもあります。

この症状を起こす根本的な原因を知るトリマーさんはいないので、ここで解説します。

ほとんどのシャンプーが石油系洗浄剤を使っています。これは、皮膚への浸透性があるのに弱酸性なので目に入っても刺激を感じ難いのです。このため目に入って直ぐは変化が見られませんが、すすぎが甘いと残った成分の刺激が時間毎に増幅していきます。これは、シャンプーが目の粘膜に浸透して起こる症状ですから、間髪入れずにすすげる最後の顔洗いは、経験値をもとにした自然な選択でしょう。

顔の臭い、嗅覚=感情

飼い主が犬の臭いを嗅いだ表情

前述で「少々顔が臭いのは犬だから仕方ない」という淡い了解があるから、90%以上のトリマーさんは「顔周りは最後にサラッと洗う」とお話ししました。

ここが大事なところですが、飼い主が「少々顔が臭いのは犬だから仕方ない」と思うのは、理屈の領域でのことで、感情的な判断ではありません。

飼い主は可愛く仕上がった愛犬を見て「かわいくしてもらってよかったねぇ!」と言いながら抱き上げてお顔のあたりをクンクンします。その時、トリミング前とあまり変わらずクサいと感じた時、感情センサーがムクムクと動き出すのです。

クサいと不快に感じても、「犬だから仕方ない」と納得する方と「このサロン適当に仕事しているの?」と批判的に感じる方に分かれ、それぞれ一定数おられるはずですが、感じたままを素直に言って下さる方はほぼおられませんからやっかいです。

でも、これだけは言えます。

感情センサーが「不快→批判」となった方は、そのペットサロンの利用をやめてしまう可能性が最も高い方たちです。人間は「感情で商品やサービスを買う生き物」ですから。

事実、有名なマーケティングテストで、リピートしていたお店を変えた理由を調べたところ、「自分はこの店にとって大事な客ではないと感じた」方が最も多く、全体の66%でした。

飼い主をうっとりさせる顔周りの臭いスキル

シャンプーを使用中のトリミングの現場

犬の顔がクサい→ 適当に仕事されている→ 自分は大事にされていない→ お店を変える、となってしまうお客様をゼロにする「犬の洗顔スキル」をご紹介します。

要は、目にダメージを与えずにキチンと汚れを落として、お迎えの時、完璧に臭いを処理できていればいいわけですが、石油系の弱酸性ペットシャンプーしか知らないトリマーさんは、手間をかけないと臭いを処理できませんからかわいそうです。

私がお勧めするのは、純植物性コロイドシャンプーです。

このシャンプーの利点は、皮膚への浸透で目にダメージを与えない事、コロイドは汚れに浸透して分解する特性で、このポテンシャルを延べ30,000回テストしました。

使い方のポイントは、予洗で全身をぬらしたら先ず顔周りにシャンプーを馴染ませます。 浸透性をクリアしたシャンプーですから、毎回目にシャンプーが入りながらテストしても全く問題ありませんでしたから、安心してください。 このタイミングでシャンプーをなじませる狙いは、コロイド粒子を使いたいからです。

コロイド粒子が汚れに浸透して分解する時間を、出来るだけ長くとりたいので、このタイミングでなじませたら、すすがずに漬け置きのまま全身のシャンプーを進めます。

コロイドは汚れに浸透し分子ごとにバラバラにして浮き上がらせ続け、最後に顔周りをゴシゴシ洗いして、たっぷりのお湯で目をすすげば完了です。

純植物性コロイドシャンプーを120%生かして使えば、顔の臭いは完璧に処理できて、飼い主を、うっとりさせてくれますが、実践しているトリマーはごく少数ですから、ライバル店に差をつけたいトリマーさんは、高い設備を導入する前に、試してみてはどうでしょうか。


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