犬が散歩中に飼い主を見つめる理由
散歩中に愛犬に見つめられて、「どうしてだろう?」と疑問に思ったことのある飼い主は少なくないでしょう。犬が散歩中に飼い主を見つめるのには、さまざま理由が考えられます。主な理由を3つご紹介します。
1.指示を待っている
初めての道を歩いているときや他の犬に会ったときに、犬が飼い主を見つめてくるのは、指示を待っているのかもしれません。どちらの方向に進めばよいのか、どう行動すればよいのか、飼い主に聞いているのでしょう。
この場合、「こっちだよ」と声をかけながら優しくリードを引いて誘導したり、「マテ」などの指示を出したりすると、犬は安心して行動することができます。
2.コミュニケーションを取りたい
犬にとって、散歩は飼い主との大切なコミュニケーションの時間です。犬は言葉での意思疎通ができないため、視線を通して気持ちを伝えようとします。歩きながら飼い主を見つめてくるときは、「一緒に歩けてうれしい」「大好きだよ」という気持ちを伝えているのかもしれません。
散歩中に愛犬がうれしそうに見つめてきたら、笑顔で「楽しいね」「大好き」などと声をかけて、コミュニケーションを深めましょう。
3.何かを要求している
犬は散歩中、何かを要求するために飼い主を見つめることもあります。例えば、座り込んで見つめてくるときは、疲れて「休憩したい」「抱っこしてほしい」とアピールしているのかもしれません。喉が渇き、水を飲みたくて見つめてくることもあります。
もし愛犬がこちらを見つめて何かを要求しているように感じたら、立ち止まって様子を観察し、何をしてほしいのかを察知してあげましょう。応えられる要求には応えてあげることで、絆や信頼関係がさらに深まります。
犬が散歩中にチラチラと視線を向けてくる心理
散歩中に犬が飼い主をじっと見つめるのではなく、チラチラと視線を向けてくることがあります。この行動には、どのような心理が隠されているのでしょうか?
1.飼い主の動きを確認している
散歩中、犬は飼い主の動きを確認するために、チラチラと視線を向けることがあります。飼い主の動きを確認しながら、歩調を合わせようとします。飼い主よりも先を歩いている犬がチラチラと視線を向けてくる場合は、飼い主がちゃんといることを確認しているのでしょう。
飼い主の動きをチラチラと確認しながら散歩するのは、飼い主のことを常に気にかけている証拠と言えます。
2.不安を感じている
犬は散歩の際、さまざまな音や物、動物などに遭遇しますが、これらは犬にとって不安の原因となることがあります。散歩中に不安を感じた犬は、飼い主にチラチラと視線を向けて、助けを求めることが少なくありません。
例えば、工事現場や車のクラクションの音などが聞こえてきたときに、不安になってチラチラと視線を向けてくることがあるのです。
愛犬が不安そうにチラチラと視線を向けてきたら、「大丈夫だよ」と優しく声をかけるなどして、不安を和らげてあげましょう。
3.興味のあるものを見つけた
犬は好奇心旺盛な動物であるため、散歩中にさまざまなものに興味を持ちます。そして、興味のあるものを見つけると、「あれを見て!」と伝えるために、飼い主にチラチラと視線を向けることがあります。
これは、自分が興味を持ったものを飼い主と共有したいという気持ちの表れです。愛犬が何かに興味を示している様子でチラチラと視線を向けてきたときは、一緒にその対象に近づいて見てあげると喜ぶでしょう。
まとめ
今回は、犬が散歩中に飼い主を見つめる理由と、チラチラと視線を向けてくるときの心理についてご紹介しました。愛犬は散歩中、視線を通してさまざまな気持ちを伝えています。その気持ちを理解し、適切に応えてあげることで、愛犬との絆がより一層深まるでしょう。愛犬とのコミュニケーションを大切にしながら、楽しい散歩の時間をお過ごしください。
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