犬が『人に頭をぶつける』心理５選 注意すべき理由や飼い主がすべき対応まで

️わんこが頭をぶつけてくる理由

飼い主さんに甘えたい

頭をぶつけてきたり、グリグリとこすりつけてくる場合には、甘えたいという意思表示の場合があります。頭といえば「飼い主さんが撫でてくれる場所」。それをわかっているからこそ、「頭を撫でてよ〜」「可愛がってよ〜」と訴えてきていると考えられます。

かまってほしい

甘えたい気持ちと似ていますが、飼い主さんにかまってほしくて頭をぶつけてくることもあります。

頭をぶつけるというのは相当のインパクトある行動なので、飼い主さんはついわんこの方を向いたり声をかけたりしますよね。

スマホやテレビなどに夢中で自分の方を向いてくれない飼い主さんに、自分の存在をアピールしようと必死なのかもしれません。愛犬とのコミュニケーションやスキンシップが不足している可能性があるため、注意が必要です。

嬉しくて興奮している

嬉しいことや楽しいことがあり、興奮を抑えきれずに頭をぶつけてくる場合もあります。テンションが上がりすぎてどうすることもできず、「この喜びをわかってほしい！」と手近な飼い主さんにアタックしてくるのです。

怖いから守ってほしい

勢いよくぶつけてくるというより、静かに押し付けてくるときに考えられるのが、何か怖いことがあって守ってほしいという理由です。

「頭隠して尻隠さず」ということわざもあるように、何かあるととりあえずは頭を隠したくなるのが生き物の心理。信頼できる飼い主さんに頭を預け、不安な気持ちを和らげてリラックスしたいと考えているのかもしれません。

頭部に違和感がある

ここまでご紹介したのは精神状態の変化によるものですが、より物理的かつ直接的な理由として、頭や耳に違和感を感じている場合もないわけではありません。

頭に何かついていて痒い、外耳炎や皮膚炎が原因で痒い、といった可能性もあります。

️わんこが頭をぶつけてきたときの対応

では愛犬が頭をぶつけてきたときにはどう対応するのが正解なのでしょうか。

かまってあげる

甘えやコミュニケーション不足から頭をぶつけてきている場合には、ぜひ愛犬の要求を満たしてあげましょう。

とはいえ、いつでもかまってあげられる状態というわけではないですよね。そんな場合には必ずしも愛犬を優先する必要はありません。頭をぶつけてきたそのときはかまってあげられなくても、落ち着いたらしっかり相手をしてあげることでわんこの欲求は満たされます。

コミュニケーションやスキンシップの不足が満たされれば、わんこも満足して落ち着くでしょう。

興奮は助長しすぎない

喜んだり楽しかったりして興奮している場合、愛犬の気持ちに共感しすぎて飼い主さんも舞い上がってしまうと、より興奮を助長してしまいます。

頭をぶつける程度で済めばいいですが、相手に体当たりして転ばせて怪我をしてしまったり、引っ掻いたり咬んだりして思わぬ事故に発展してしまう可能性もゼロではありません。飼い主さんはあくまで冷静に対応するよう心がけましょう。

️まとめ

わんこが頭をぶつけてくるのにはさまざまな理由がありますが、いずれの場合も自分の存在や要求を飼い主さんにアピールしたいという意思があることがほとんどです。

愛犬の訴えが何であるのかを正確に把握し、適切な対応をとることが大切です。

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