ツンデレな性格の犬がしがちな行動6選 感情表現が不器用な犬への正しい接し方とは

ツンデレな性格の犬がしがちな行動

犬と言えば笑顔でしっぽを振るなどして感情表現が豊かな印象が強い動物だと思います。

しかし実は、犬といってもその性格はさまざま。なかには感情表現が不器用でツンデレに見えてしまう犬も…。

そこで今回は、ツンデレな性格の犬がしがちな行動について解説します。ご自宅の愛犬がツンデレだとしたら、きちんと対応できているでしょうか。

1.声をかけると耳だけ動く

愛犬に声をかけると振り向かず、耳だけ動かすことはありませんか。

この仕草は、犬が食事やおもちゃに夢中になっているとき、ひとりで寛いでいるときによく見られます。

また、飼い主と一緒に暮らしている期間が長く、お互いの行動がなんとなくわかるようになっている犬によく見られるようです。

犬は（ご主人が自分を呼んだけど大した用じゃない）と思って反応しているようです。

2.声をかけるとその場で尻尾を一振りする

声をかけるとその場から動かず、尻尾だけ振るというのもよく見られる行動です。犬は「はーい」と返事をしているつもりなのでしょう。

遊びたい盛りの子犬や若い犬には少ないですが、飼い主と長く一緒に暮らしている犬には尻尾で返事をすることが多くなります。

3.飼い主が帰宅しても迎えに来ない

大好きな飼い主が帰宅すると嬉しそうにお出迎えをしてくれる犬もいますが、「あ、帰ってきたの？」と振り返る程度の犬もいます。

冷たく感じますが、犬が（ご主人は必ず帰ってくる）と信頼している証拠です。

4.飼い主から距離を開けて寛ぐ

愛犬がリラックスしているときに隣に座ろうとしたら離れていった、又は飼い主の近くに来たけど犬は少し離れて座ったという経験はありませんか？

犬にもたまにはひとりでゆっくりしたい、今はスキンシップの気分じゃない、と思うときがあります。もし愛犬が嫌がっていたらかまいすぎるのはやめ、犬のペースに合わせて休ませてあげてください。

5.飼い主に背中を向ける

人間の場合、相手に背中を向けるというのは失礼な行為ですが、犬の場合は全く逆です。無防備な背中を向けるというのは、信頼できる相手にのみ見せる行動です。

犬が近くにやってきたのにそっぽを向き、背中を見せてきたなんて経験はないでしょうか。非常にわかりにくいですが、これは犬からあなたへの愛情表現です。

6.抱っこされるともぞもぞと動く

犬が小型犬であれば抱っこをする機会が多いですが、あなたの犬は抱っこが好きですか。

（かわいい♪）と思って抱っこしたら、もぞもぞ動いて嫌がられた、という経験をした人は多いでしょう。

確かに犬は羽交い絞めにされるのが嫌いです。しかし、「飼い主なら大丈夫」という犬も多いです。また、犬は抱っこされたときに、自ら動いて楽な位置に体勢を整えることもあります。

犬を抱っこして抵抗されたときには、表情を見て本当に嫌がっているのか確認してみてください。

感情表現が不器用な犬への正しい接し方

子犬や若い犬は好奇心旺盛で、知らないものに興味を持ったり甘えたりすることが多いです。

しかし、成犬になると落ち着いてきて、飼い主に素っ気ない態度をとることもあるでしょう。

犬が素っ気ない態度をとるのは「ご主人は近くにいてくれる」「この家なら安全」と信頼しているということです。

どんな犬でも一緒に暮らす飼い主のことが大好きなはずです。愛犬が成長していることを喜んで、飼い主はそれまでと変わらない接し方でいてあげてください。

まとめ

元々独立心の強い性格やマイペースな性格の犬は、ツンデレな性格になりやすいです。人気のチワワや柴犬などが、ツンデレになりやすい犬種と言われています。

また、ツンデレとは別に、飼い主があまりかまってくれない、理不尽に怒られたなどのストレスが原因で、犬の性格が冷たくなることもあります。

愛犬の性格が急に冷たくなったと感じたら、最近犬に嫌われることをしていないか思い返してみてください。

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