犬にとってフローリングは危ない？起こり得る悪影響2つと便利な対策グッズをご紹介

犬に起こり得るフローリングの悪影響

ひんやりと冷たいフローリングは、おくつろぎスペースとして気に入っている犬も多いのではないでしょうか。

カーペットはお手入れが大変だしニオイも気になるけれど、フローリングは拭き掃除もできていいな…という飼い主の思いもあるでしょう。

愛犬にも飼い主にも快適な素材である一方で、犬にとっては悪影響を及ぼす可能性が高い素材でもあるということを理解しなければなりません。

便利な対策グッズをご紹介しますので、犬に起こり得るフローリングの悪影響について、改めて考えてみましょう。

1.足腰に負担がかかる

フローリングは、犬の足腰に悪影響を及ぼすことがあります。

犬がフローリングの上を歩くと滑るため、手足にグッと力を込めて踏ん張ります。このとき、足腰に負担がかかります。

筋肉を痛めたり、関節を痛めたり、ただ歩くだけでも場合によってはダメージを受けてしまうことがあるのです。

ただフローリングの上に立っているだけなのに、おすわりをしているだけなのに、手足がスルッと滑るのを見たことがあるのではないでしょうか。それだけ犬にとって滑りやすく足腰に負担がかかりやすい素材なのです。

2.踏ん張りが効かずに転倒する

犬がフローリングの上で滑ってしまったとき、踏ん張りが効かずに転倒することがあります。

頭や体を強く打ち付けてしまうかもしれません。脱臼や骨折など大怪我を負ってしまうかもしれません。外科手術を受けなければならなくなるかもしれません。

高齢の犬であると、フローリングの上で滑って転倒し、脱臼や骨折をしてしまったことが原因となり、歩行が困難になったり、寝たきりになったり、リハビリや投薬が必要になるなどの悪影響が及ぶことがあります。

犬に危険なフローリングへの便利な対策グッズ

ではここからは、愛犬にフローリングでケガをさせないための便利な対策グッズについて確認しておきましょう。

ペット用滑り止めワックス

ご自身でフローリングに滑り止め加工ができる、ペット用滑り止めワックスは、お近くのホームセンターで手に入ります。

愛犬がフローリングで滑ってケガをしてしまうことを防ぐだけではなく、粗相によるフローリングの変色、爪によるひっかき傷も防ぐことができます。

こだわって選んだフローリングの素材を活かすことができるので、インテリアがお好きな飼い主にも嬉しい便利な対策グッズなのではないでしょうか。

タイルカーペット

タイルカーペットは、ニオイや汚れが気になる部分だけ、洗ったり取り換えたりすることができる便利な対策グッズです。

カラーやデザインが豊富なのも嬉しいですし、カッターで簡単に切れるので、お好きな大きさや形に変えて敷くことができます。

ペット用であると、愛犬の爪がひっかかりにくかったり、ニオイを抑えることができたり、粗相のお手入れがしやすいなど、より安全に快適にお使いいただけると思います。

また、タイルカーペットの裏面に吸着剤が付いているものをおすすめします。少しお値段は高くなりますが、愛犬が走り回ってもズレにくく、悪影響を受けにくいです。

ロングマット

廊下のフローリングには、ロングマットがおすすめです。我が家の廊下に敷いているロングマットは、「犬　ロングマット」と検索して見つけたものです。

ロングマットは段差や繋ぎ目がなく、帰宅する飼い主を出迎えるとき、愛犬が滑ったり、つまずいたりすることを防ぐことができます。

廊下をダダダッと走ることがあるのであれば、裏面に吸着剤が付いているロングマットを選ぶとよいと思います。

まとめ

犬に起こり得るフローリングの悪影響を2つ解説しました。

• 足腰に負担がかかる
• 踏ん張りが効かずに転倒する

犬のケガのほとんどは自宅の室内で起きています。フローリングによる悪影響が大きいです。

飼い主の帰宅が嬉しくて、飛びついたときにフローリングで滑ってしまったこと。足腰が弱くなった老犬がフローリングで踏ん張りが効かず、転倒してしまったことなどが原因です。

愛犬がフローリングで滑ったり、歩きにくそうにしたりしているときは、便利な対策グッズを活用し、安全を守るようにしましょう。

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