犬が外を見つめる『5つの心理』愛犬は何を考えているの？吠えてしまうときの対策とは

犬が窓から外を見つめているときの5つの心理

愛犬が窓から外を眺めていることはありませんか。「一体何を見ているのだろう」「何を考えているの？」と気になりますよね。ここでは、犬が外を見つめる心理について紹介します。

1.不審者がいないか警戒している

犬は警戒心の強い動物です。自分のテリトリーである家に、知らない人や他の犬が近づかないように見張っていることもあります。

警戒心から外を見つめている場合は、見知らぬ人が近づくと吠えて威嚇することも。あまりにも窓の外を警戒していると、気が休まらずにストレスが溜まってしまうので注意しましょう。

2.暇つぶしに楽しいことはないか眺めている

何もすることがないとき、なんとなく外を眺めて「楽しいことはないかな〜」「面白いことは起きないかな」と暇潰ししている犬も多いです。

通りを歩いている人を眺めてみたり、飛んできた野鳥を目で追ってみたりと、愛犬なりに興味を引くものを探しているのでしょう。中には単に、ぼーっと日向ぼっこしている犬もいますよ。

3.動いているものに狩猟本能を刺激されている

忙しなく視線を動かしていたり、何かに夢中になるようにじーっと一点を見つめている場合は、興味を引くものを見つけて観察しているのかもしれません。

特に野鳥や車など動いているものを見つけると、狩猟本能を刺激されて見入ってしまう犬は多いです。

4.飼い主の帰りを待ち侘びている

大好きな家族や飼い主が外出しているときは、窓の外を見ながら「飼い主さんはまだ帰ってこないかな」「まだ姿が見えないな」と帰りを待ち侘びている犬も多いです。

犬は遠くからでも飼い主の足音を感知していると言われていますが、窓から飼い主の姿をいち早く確認したいと気持ちが急いていることもあります。

5.外に出たい、散歩に行きたい

活発な犬の場合は、外を眺めることで「外に出て思い切り遊びたい！」「散歩に行きたい」と考えていることもあります。いつも散歩に行く時間帯に窓の外を眺めている場合は、散歩に行きたい気持ちが高まっているのでしょう。

また、他の犬が散歩している様子を眺めて「いいなぁ〜」と羨ましく感じていることもあります。時間帯が合えば連れて行ってあげてはいかがでしょう。

愛犬が窓の外を見て吠えてしまうときの対策

窓から外を眺めているときに、通りがかりの人や犬、車に対して吠えてしまう犬もいます。犬が窓の外を眺めているときに吠える理由は、大きく分けて2つあります。

1つは「僕の家に近づくな！」という警戒心による威嚇吠え、もう1つは楽しい出来事に対して吠えてしまう興奮吠えです。

つい吠えてしまう犬には、なるべく窓の外の刺激を与えないようにカーテンを引いたり、愛犬が活動できるスペースと窓を離すように環境を整え直すなど、外の影響を受けないような環境を整えてあげると良いでしょう。

また、警戒心から吠えてしまう場合は、普段から「家の中にいれば安全」というストレスを感じにくい生活環境やコミュニケーションを意識することで、安心感から吠え癖が直る犬も多くいます。

まとめ

いかがでしたか。犬が外を見つめているときは、犬の性格によって様々な心理が考えられます。今回紹介した心理や外に向かって吠えてしまうときの理由を踏まえて、愛犬に合った方法で吠え癖対策を講じましょう。

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