YouTuberが強烈すぎる「ジョジョ」のコスプレ 2歳児を泣かせてしまい反省中

　人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第5部に登場するスタンド“セックス・ピストルズ”。

　黄金色の身体と涙滴型の頭部を持った彼らのうちの“1体”を、手作り感あふれるコスプレ衣装で表現した画像がXで話題です。

■　“セックス・ピストルズのNo.4”という「ジョジョ」原作には存在しないキャラクター

　「2歳児を泣かせてしまい反省するNo.4」というコメントとともに画像をXに投稿したのは、「梨央－Rio－全力ぶっちぎり！！ch」さん（以下、梨央さん）。

　梨央さんは夫の「マキぴろ君」さんとともに、スマホゲーム「モンスターストライク」関連の動画配信をするYouTubeチャンネル「全力ぶっちぎり！！」を運営しています。

　画像内でコスプレをしているのは「マキぴろ君」さんで、今回の1枚はYouTubeで1月15日に公開した動画のオフショットであるもよう。

　頭部に「4」と書かれた金の全身タイツをまとい、大きく血走った目を正面に向けて、ぐっと悔しそうに歯を食いしばる姿は、かなり“セックス・ピストルズ”。元ネタを知っている人なら「ふふっ」と笑みがこぼれること間違いなしの姿です。

　また、頭に書かれた「4」という数字も、原作を知っている人はツッコミたくなるポイント。

　“セックス・ピストルズ”は全部で6体からなり、それぞれに「No.」が振られています。しかし原作に登場するのはNo.1、No.2、No.3、No.5、No.6、No.7の6体。No.4は存在しません。

　コスプレなのに元のキャラクターが存在しない、なのにコスプレとして成立している。世にも珍しい架空のキャラクターのコスプレです。

　そして「No.4」の強烈なビジュアルに気を取られて見逃してしまいそうになりますが、この「No.4」は2歳の女の子を泣かせてしまって“反省中”だというのです。

　見た目も、チョイスも、撮影の背景も気になりすぎる1枚。投稿した梨央さんに詳しく話を聞いてみました。

■　逆転の発想に納得！原作に存在しない「No.4」のコスプレを選んだ理由

－－今回のコスプレはYouTubeの企画に際して用意したものだと思いますが、どのように作ったのでしょう？特に目の部分が気になります。

　身体はゴールドの全身タイツ、目はクリスマスツリーのオーナメントのクリスマスボールです！

　クリスマスボールに中身が入れられるように半分にできるので、半分にしたものに白と黒のガムテープで色をつけ、赤いペンで充血させましたw

－－なるほど！クリスマスボールだったんですね。動画内でのコスプレは、定番なのでしょうか？

　モンストが何かのコンテンツとコラボする時は、視聴者の方が楽しんでもらうため、できる限りコスプレをしてガチャ動画を撮るようにしています。47歳……体張ってますw

－－かっこいい……ほかのコスプレも今回のように手作りですか？

　コスプレは手作りがほとんどです。

　小学5年生の娘も小物作りを手伝ってくれたりしていて、親子のコミュニケーションの一環になっていたりします。

　今回の「No.4」は目玉の充血を赤ペンで描いてくれたのと、ゴールドのフェイスペイントも楽しそうにぺたぺた塗ってくれましたw

－－親子でコスプレづくり、いいですね。それにしてもなぜ原作に存在しない「No.4」を？

　ピストルズは6体ですが全部はできないので、存在しないNo.4をやったほうが視聴してくれる人がつっこみやすいんじゃないかな？と思ったからだそうです！

－－逆転の発想！ものすごく腑に落ちました。ちなみにそんな「No.4」が泣かせてしまった2歳の女の子というのは……？

　視聴者の方の娘さんで、このコスプレをしたガチャ動画を見ていた時にマキぴろ君を見て号泣してしまったそうですw

－－視聴者さんの娘さんだったんですね！たしかにこの「No.4」が動いて喋ってたら、2歳児は怖がりそうですね。

＊　＊　＊

　ちなみに「ジョジョ」原作にて、“セックス・ピストルズ”に「No.4」がいない理由は、スタンドの使い手であるグイード・ミスタが「4という数字を忌み嫌っているから」です。

　……が、投稿のコメント欄には「NO.4が居ない本当の理由これだろ」「そらミスタも欠番にするわ」といった声もちらほら。子どもに悪影響すぎて外された可能性も出てきました。

　2歳児を泣かせた「No.4」の様子は、「全力ぶっちぎり！！」チャンネルの動画で詳しく見ることが出来ます。

＜記事化協力＞
「梨央－Rio－全力ぶっちぎり!!ch」さん（@rio_mon_v）

（ヨシクラミク）

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025011510.html