作業通話アプリ「mocri（もくり）」が約5年の運用に幕 SNSに感謝と惜別の声

　作業通話アプリ「mocri（もくり）」が、3月22日15時をもってサービスを終了したことを、公式X及びホームページで発表しました。

　β版から含めて約5年の運用に幕。ユーザーらから感謝と惜別の声が相次いで寄せられています。

　「mocri（もくり）」は「友達とふらっと集まれる作業通話アプリ」として2019年にサービスを開始。「フリースペース」や「ルームスペース」といった機能で、勉強や創作活動など1人ではなかなか続かない作業も、友達や仲間と一緒なら続けられるとして人気を集めました。

　そんな「mocri（もくり）」のサービス終了が発表されたのは2024年1月18日。当時の発表にも大きな反響が寄せられましたが、この度ついに正式にサービス終了の時を迎えることとなりました。

　これに伴い、Xの投稿には「とてもお世話になりました！ありがとう！」「たくさんの仲間たちと愛を育んだ場所。さびしいよ」といった声が続々。1時間強で1000件以上のコメントが寄せられています。

　すでに通話を含むすべての機能が停止していますが、6月17日まではエールポイントの確認・換金機能のみ引き続き提供され、以降サーバーに保存されている画像やメールアドレスなどのデータをすべて削除する、とのこと。

　サービス終了について、mocriサポートは「特にコロナ禍で友達と会えない時期、mocriが孤独感を和らげる一助になったとのお声には、運営一同心より嬉しく思っておりました。多大なるご愛顧に感謝するとともに、最後までみなさまの創作活動や勉強を作業通話を通して支える場の提供に尽力してまいります」とコメントしています。

＜参考・引用＞
mocri（もくり）｜ 友達とふらっと集まれる作業通話アプリ（@mocri_jp）
※掲載画像はmocri（もくり）公式Xアカウントのスクリーンショットです。

（山口弘剛）

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 配信元URL：https://otakei.otakuma.net/archives/2024032206.html