黒柳徹子「窓ぎわのトットちゃん」42年ぶりの続編が刊行 NHK専属女優時代など綴った青春記

　講談社より、1981年に刊行された、「窓ぎわのトットちゃん」の続編となる「続　窓ぎわのトットちゃん」が10月3日に刊行されます。予価は税込1650円。著者の黒柳徹子さんからのメッセージも届いています。

　「窓ぎわのトットちゃん」は「トットちゃん」こと幼少期の黒柳徹子さんが、ユニークな教育のトモエ学園で、のびのびと成長していく様子を描いた自伝的物語。

　日本のみにとどまらず、20以上の言語で翻訳され、国内での累計発行部数800万部、全世界では2500万部が発行されているそうです。

　続編となる本書には、トットが疎開した青森での学校の話や音楽学校での思い出、NHKの専属女優時代、ニューヨークに留学するまでの青春記が綴られているとのこと。

　装画を手掛けるのは、前作と同様いわさきちひろさん。本書内では、いわさきさんの絵の他、黒柳さんのアルバムに残っていた写真も見ることができるそうです。

　黒柳さんは、続編を手掛けるにあたり、「どう考えても『窓ぎわのトットちゃん』よりおもしろいことは書けない」と考える一方で、「知りたいと思ってくださる方が多いのなら、書いてみようかな」と徐々に思うようになったと胸の内を明かしています。

　なお、今冬には「窓ぎわのトットちゃん」初となるアニメ映画の公開が決定。全国東宝系にて12月8日からの公開が予定されています。

情報提供：株式会社講談社