人手が全く足りていません……サービス提供側の心情を表現したミニ立て看板

　「職場の机に置かなきゃ」「バイト先のレジに置きたい」ツイッターでそんな声が寄せられているのは、クリエイター「倉戸みと」さんのペーパークラフト作品。

　立て看板状の作品に書かれているのは「人手が全く足りていません」「お困りの際は諦めてください」の文字。たしかにこれは繁忙期に掲示しておきたいやつ……！

　少子高齢化により、多くの職場において現場の人員不足が顕著になっている社会情勢を受けて、ふと思いついたものを形にした、という本作。

　実はsuzuriにて販売するTシャツの柄として制作を行ったもので、そのアイデアが好評だったことから、より手軽に楽しめるよう卓上サイズのペーパークラフトにしたものが今回の作品です。

　「しんどい状況でもクスっと笑えるような、シンプルかつユーモラスなデザインを心掛けた」と語るように、ビジュアルの真ん中では2人の棒人間が「TASUKETE（助けて）」「MURI（無理）」とやり取りしています。

　その様子は見るからに大変そうですが、なんだか心が和みますね。筆者も以前は接客業に従事していたので、店頭にこうした案内を掲示し、忙しさを分かってほしい気持ちが、良く分かります。

　そんなサービス提供側の心情を絶妙なコピーとイラストで表現した今作「人手不足のときに置くやつ」は、2023年4月2日までの期間、セブンイレブンでのネットプリントにて印刷可能。番号は「03665407」。配布期間は2023年4月2日までです。

　使用はあくまで自己責任になりますが、個人で経営しているお店や、ジョークが通じる職場であれば、ネタとして置いてみるのも良さそうです。

　また、倉戸さんはこのほかにも、コンビニで印刷可能なペーパークラフト作品を、多数制作しています。どれもクスッと笑えるユニークなものばかりですよ。

＜記事化協力＞
倉戸みとさん（@mitragyna）

（山口弘剛）