息ぴったりな『シンクロする猫たち』が見られる5つのシーン これぞ多頭飼育の醍醐味！

1.そっくりな寝姿！

多頭飼育をしていると、兄弟猫ではなくてもそっくりな姿で寝ている姿をよく見かけます。こちらの写真もその一枚です。

体よりも小さい籠の中に、そっくりな姿勢で丸まって眠っていて、顔が向いている方向まで同じです。

2.そっくりな歩き方！

親子や兄弟の猫、また一緒に暮らしている動物同士だと、行動パターンが似てくるといわれています。

この2匹の子猫たちも、しっぽをピンと上げてそっくりな姿勢で歩いています。しっぽを右に曲げている様子までそっくりです。

しっぽの様子から、子猫たちのウキウキした気分が伝わってきますね。

3.伝染するあくび！

男の子と猫が、並んで寝そべりながら同じ方を向いてあくびをしています。人間同士であくびが伝染することはよくありますが、人と猫の間であくびが伝染することも、実はよく見かける光景です。

この男の子と猫が、普段から兄弟のように仲良くしているのが伝わってきますね。

4.威嚇するときも一緒に！

外で暮らしている野良猫2匹が、同じ方向を睨んで威嚇しています。もしかしたら、兄弟猫かもしれません。

自分たちの縄張りに見知らぬ侵入者が入ってきたのを見つけて、共同戦線を張っているのでしょう。

体の膨らませ方や顔の向き、耳の角度、ひげが向いている方向までそっくりにシンクロしていることから、同じ敵に対して威嚇しているのが分かります。

5.一斉に注目！

ソファの上に並んで休んでいた3匹の子猫たちが、何かの気配を感じて一斉に振り返りました。このような場合、飼い主さんには振り返ったきっかけが分からないことが多いため、なかなか狙って撮れる写真ではありません。

壁の中の排水管を流れる水の音などに反応したのか、あるいは視界の端を飛んで行った小虫を目で追ったのでしょうか。

子猫たちはこのようにして、狩の能力を身につけていくのです。

まとめ

今回は、息ぴったりな「シンクロする猫たち」が見られるシーンをご紹介しました。

子猫は、親猫や先輩猫の行動を真似ることで、狩の仕方や猫同士の付き合い方を学びます。また、親しい間柄の猫たちは、相手の行動を真似ることで親しさを表すことがあります。このようなことから、一緒に暮らしている猫たちはシンクロすることが多くなるようです。

人間同士でも、相手に共感していることを示す手段として、相手と同じ言葉を繰り返したり無意識に話し方が似てきたりすることがありますが、それは猫にも共通するようです。

猫が「ミャ～」と小声で鳴いたら、飼い主さんも同じように小声で「ミャ～」と返すと、再び猫が同じように返事をしてくれますので、ぜひ試してみてください。

お互いの距離感を縮めて信頼関係が増していくにつれ、愛猫とシンクロする率も増えていくかもしれませんね。

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