『猫と暮らしているお家』におじゃまするときの3つのマナー 出入りのときや手土産など気をつけるべきこと

1.香水をつけていかない、柔軟剤にも注意

猫にとって、アロマは有毒物質になってしまいます。猫は肝臓で有害物質を解毒することができないため、一歩間違えると中毒症状から命の危険にさらされてしまうこともあるでしょう。

もちろん香水だけでなく、柔軟剤についてもアロマ成分が含まれているものは厳禁です。

またタバコにも有害物質が含まれていますので、猫のいるお家に行く前に吸ったりするのは控えてください。飼い主さんが非喫煙者であるならばなおさらです。

猫と暮らしているお家におじゃまする時は、猫にとって危険なものは避けておくようにすることが、最低限のマナーであると言えるでしょう。

2.植物を贈る場合は猫に有害でないものを

花を贈る予定があるのであれば、絶対に前もって調べておかなければならないことがあります。

猫にとって有毒な成分を含む植物はとても多いため、良かれと思って持参した花で思わぬ事故が起きてしまった…という危険性も。そんなことになっては飼い主さんとの信頼関係も崩れてしまいかねません。

特にユリやアジサイ、チューリップなどは、猫が口にしてしまうと命の危険もあります。猫は飼い主さんにとって家族も同然であるため、事故が起きてしまってから「知らなかった」では済まされないのです。

どうしても植物を贈りたいと考えている場合は、花ではなくなってしまいますが、猫にとって無害であるとされるヤシ科のものを選ぶのがベストなのではないでしょぅか。

3.猫のおやつやおもちゃは事前にリサーチする

猫も人と同じように、食べ物やおもちゃの好みがあります。そのため（猫になにかお土産を…）と考えているのであれば、飼い主さんに事前に好みをリサーチしておくと良いでしょう。

また、おもちゃに関しては、そのお家での独自のルールがあることもあります。例えば「うちではレーザーポインターのおもちゃは使わないようにしている」などです。

そのため、猫のために手土産を準備すること自体は良いのですが、事前に好きなおやつや好みのおもちゃを飼い主さんに相談しておくことが大切です。

まとめ

猫と暮らすお家に行く時には、とにかく「猫が嫌がることをしない」「猫に危険なものを持ち込まない」ようにすることが大切だと言えるでしょう。

もちろん猫にとって大きな声や音は恐怖の対象となってしまうため、家主さんやご家族と話をする時もあまり大きな声やリアクションを取らないように注意が必要です。

そのご家庭にとって猫は大切な家族であるため、相手のご家族に対するのと同等の配慮を欠かさないようにすることが一番大切なのではないでしょうか。

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