猫はなぜ「キッチンが好き」なのか？3つの理由と入ってほしくないときの対策

猫が「キッチンが好き」な理由とは

猫はなぜかいつもキッチンに行きたがっているのではないでしょうか。なぜ猫は「キッチンが好き」なのでしょうか。

飼い主さんの調理中など、猫自身に思わぬ危険が及ばないよう、まずは猫がキッチンを好む理由から紐解いて行きましょう。

1.おいしいものがあるから

キッチンは家族の食事を作る場所でもありますが、猫のご飯をここで準備する飼い主さんも多いですよね。

そのためキッチンからはおいしそうなニオイが漂ってきますし、自分のご飯がそこにあると認識している猫も多いようです。

おなかが空くとキッチンにきて、飼い主さんにご飯をおねだりしようとする猫も必然的に多いと考えて良いでしょう。

2.興味を惹かれるものがたくさん置いてあるから

キッチンには、ビニール袋や調理器具といったものが置かれています。猫は、そのようなものに興味が湧いてしまうようです。

特にビニール袋は、ガサガサと音がしますよね。普段から袋に入って遊びたがる猫にとっては、その音は魅力的に感じてしまっうのかもしれません。

また、蛇口から流れる水に興味を示す猫もいます。野生で暮らす猫は流れる水を新鮮なものと認識しているため、そのような野生の本能から、蛇口から出る水に興味を持ってしまうこともあるようです。

3.飼い主がいるから

これは甘えん坊な性格の猫に特に多い行動のようですが、飼い主さんと一緒にいたいがためにキッチンへついてくる猫もいます。

普段は飼い主さんについてこない猫でも、構ってほしい気分であればキッチンにきてしまうこともあるでしょう。

一旦作業の手を止めて構ってあげることができる場合はそれでも良いのですが、そうでなければきちんと対策をしておく必要がありますね。

キッチンへ入ってほしくないときの対策

キッチンに入った猫が料理や飲み物を盗み食いしたり、落ちているゴミやビニールを食べてしまうことで健康被害が発生することもあります。また、コンロで火傷をしたり刃物に触れて怪我をしてしまうといった可能性もあるでしょう。

そのため、キッチンに入られては困る時間帯は、特に対策をする必要があります。

キッチンへ続くドアがある場合は、そのドアを閉めることで猫が入れないようにしてしまうのも対策のひとつですが、そのようなドアがない場合は「ペットゲート」などを設置しても良いでしょう。

設置が難しい場合や自分でドアを開けてしまう子の場合は、猫自身をケージや別室に隔離してしまうのも手です。

猫の嫌がる柑橘系のニオイがするスプレーも販売されてはいますが、こちらは猫によっては効果がない場合もありますので、使用の際には注意が必要になります。

まとめ

いくら飼い主さんがキッチンに入ってほしくないと思っていたとしても、猫自身がキッチンをお気に入りの場所と認定している場合は入ってこようとしますよね。

そのため、調理中など猫に入ってほしくない時には対策をする必要が出てきます。

しかし、いくら対策をしたからといって「それで完璧」というわけではありません。

ゴミを拾ってしまわないように蓋のついたゴミ箱を設置したり、ガスコンロは使用しない時は必ず元栓を閉めるなどの対策も必要でしょう。

入ってほしくない時は猫が入れないようにするなど徹底して、お互いが快適に生活できるように配慮してあげるのも、飼い主さんの重要な役目ですね。

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