猫にとって「良い家」の4つの条件とは？愛猫に心地よく暮らしてもらうために住環境をチェック

1.隠れられる場所がある

猫は単独行動の動物なので、ひとりになりたい時があります。そんな時のプライベート空間は、ストレスなく落ち着いて過ごすために重要なのです。

猫がひとりきりでほっとできる、そんなスペースを用意しておいてあげましょう。

猫のプライベート空間は、薄暗く狭い場所が理想です。怖いことや嫌なことがあった時に逃げ込める隠れ場にもなります。家具の下や押し入れに入れるようにしたり、キャットハウスなどを用意してあげて下さいね。

2.高い所に登れる

猫は高い所も好みます。野生時代の名残で、敵から身を隠したり、周囲を見渡すことのできる高い場所は、安心できるからです。

また、上下運動をすることも猫にとって大切。特に完全室内飼いの場合は、運動不足解消にも役立ちます。棚の段差などを利用したり、キャットタワーを設置して高い場所に登れるようにしてあげましょう。

キャットタワーを窓辺に置いてあげると日向ぼっこができたり、外を眺めることができるのでおすすめです。

3.トイレが清潔

猫はデリケートなので、汚れているトイレを嫌います。トイレが汚れていると、排泄を我慢してしまったり、粗相の原因にもなります。猫のトイレは、常に清潔にしておきましょう。

排泄物を取り除くだけでなく、定期的に猫砂を全量取り替えたり、トイレを丸洗いする必要もあります。トイレのサイズや設置場所にも気をつけて下さいね。

また、猫砂の種類やトイレのタイプにも好みがあります。使いやすい猫砂やトイレを見つけてあげましょう。

4.爪とぎを設置する

猫には爪とぎも必要です。爪とぎは、爪のケアをすることはもちろん、マーキングや気持ちを落ち着けるという意味もあるからです。

猫の爪とぎには、立てて使うものや床に置いて使う物、あるいは素材なども様々なので、好みのものを見つけてあげましょう。

さらに、爪とぎは複数個所に設置してあげると、家具や壁で爪とぎをされる被害が軽減できます。

まとめ

猫にとっての良い家を作るためには、まず猫の習性を知ることが大切です。猫がどのような場所を好むのか、猫には何が必要なのか、それがわかると、猫が心地よく暮らせるヒントが見えてきます。誤飲や事故を防ぐために、猫にとって危険な物も片づけておきましょう。

猫のために環境を整えても、暑すぎたり寒すぎたりしては快適に過ごすことはできません。室内の温度や湿度にも気を配ってあげましょう。

もちろん、環境を整えるだけでなく、愛情をこめてお世話をしてあげることも大切です。

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