猫と暮らすならケチったらNG！猫の命を脅かす「危険な節約術」4つ

1.猫の食費

毎日の猫の食事は健康を左右するとても重要な出費です。猫の食費を節約するために、安価なフードに急に切り替えたり、与える量を減らしたりすると猫の健康管理が難しくなり、体調を崩してしまう可能性があります。

さまざまなキャットフードがあるため、組み合わせ方や与え方は多岐にわたりますが、猫が毎日一日に必要な栄養をとることが理想です。

高価なものが必ずしも良いというわけではありません。猫の食いつきが良く、栄養バランスのとれたフードを適切な量で与えるようにしましょう。猫の健康を維持するためにもケチらずにしっかりと食べさせてあげたいですね。

2.ケア用品

消耗が早い爪とぎや猫砂などの用品は、定期的に交換が必要なため出費がかさみますよね。しかし消耗品費用をなるべく抑えようと、ボロボロになった爪とぎをいつまでも置いたり、新しい猫砂を定期的に変えてあげなかったりすると猫に大きなストレスがかかってしまいます。

猫がストレスを日常的に抱えると病気を引き起こしやすくなります。猫が毎日使うものは、本来の性格や習性から体のコンディションを維持する必需品です。猫が我慢することがないように、必要な場合は足したり買い替えたりしてお金をかけてあげましょう。

3.電気代

エアコンや空気清浄機、加湿器などの電気代を節約しようとすると、猫が体調を崩しやすくなるため、節約しようとするのは危険が伴います。室内で暮らす猫は激しい暑さや寒さにはとても敏感です。飼い主さんが留守にしている間も電源をつけっぱなしにし、猫が快適に過ごせる温度や湿度を保つようにしましょう。

一方で冬場は火事の危険性があるヒーターやストーブを積極的に使うのは控えたほうがよさそうです。その日の気温に合わせて適切な家電を柔軟に活用するすることが大切になります。

4.猫の医療費

猫がかかりやすい病気のなかには、症状がとてもわかりづらく病院へ行く判断が難しいケースも少なくありません。定期的な健康診断や猫の異変がみられたときの医療費をかけないようにしていると、病気の悪化から思わぬ通院費や薬、高価な療法食などの金銭的負担がのしかかるかもしれません。

もともと、具合が悪いことを隠そうとする猫です。「おそらく問題ないだろう」と安易に判断してしまうことは猫の命の危険を脅かす事態になりかねません。少しの違和感は体に異常が起き始めているサインですので、見過ごさず動物病院に相談するようにしましょう。

まとめ

猫の命を脅かす「危険な節約術」は、猫の健康に関わる出費を削ろうとする行為です。ストレスが過剰にかかること、衛生面、体のコンディションの悪化は、将来的に猫の寿命を縮めるリスクを高めてしまう可能性があります。

猫の健康面に直結するところ以外でも、節約する方法は案外たくさんあるものです。本やテレビ、SNSなどで発信されている情報から真似できるものはどんどん取り入れていきましょう。

猫と飼い主さんがストレスになりすぎない節約術で、正しくお金の管理をしていきたいですね。

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