猫と一緒に寝る人は病気に注意。気を付けたい添い寝
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ふんわり柔らかくて暖かい。温もりを感じて癒される。
どんな枕やお布団よりも大好き!そう、猫ちゃんとの添い寝は至福の時間なのです。
猫好きにとって、猫ちゃんがお布団に入ってくる瞬間、添い寝の時間はたまらなく幸せなのではないでしょうか?
猫ちゃんとのお昼寝、猫ちゃんを枕にしたときの幸福感、どれもほかとは比べ物にならない幸せがありますよね。
ですが、ふと心配になりませんか?
猫とずっと一緒に寝ていて、もしかして健康被害があったりしないのだろうか・・?
家族同然にかわいいこの子も、一緒に寝ることで危険があったりするのだろうか??
今回は、猫が大好きなあまり一緒に寝ることが大好きなあなたにこそ読んで欲しい情報を集めてみました。
猫と一緒に寝ることは、人間にとって危険があるのでしょうか?
猫と一緒に寝るときに気をつけたい点とは?さっそく見てみましょう!
猫と一緒に寝る時間。プライスレス!
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ある調査では、猫を飼っている方に聞いた「猫ちゃんと一緒に寝る?」という質問に、124人中82人の人が「はい」と回答しています。
なんと8割以上の方が猫と一緒に寝ていることが発覚!猫好きはほとんど猫と一緒に寝ているんですね。
猫と一緒に寝る理由としては、「冬は猫がいると暖かい」「毎日一緒に寝るのが習慣になっている」という声がありました。
犬と違い、猫は人のヒザの上、机の上などにも乗る傾向があります。
お布団の中、ベッドの中に入ってきても抵抗がなく、それが普通になっている人が多いことがわかりましたね。
では反対に、「いいえ」と答えた方にはどんな理由があるのでしょうか?
この調査では、一緒に寝ることはしない、と答えた方は30人でした。
その理由としては、「寝室だけは猫の毛が入らないようにしている」という衛生的な面を気にする意見もありました。
また「猫は猫のおうちで寝る習慣になっている」と、はじめから別々に寝ていたパターンもあるようです。
「はい」「いいえ」以外の回答では、「寒い時に時々一緒に寝る」など猫らしい気まぐれさが見える回答もありました。
では、猫と一緒に寝る場合に気をつけたほうがいいこととは何でしょうか?
猫と一緒に寝る場合、気をつけたほうがいいこと
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猫と一緒に寝る場合、最も大きい危険は**感染症??です。
ペットと人間の間で感染する感染症を、「人獣共通感染症」と呼びます。
別名「ズーノーシス」と呼ばれ、日本では80種類程度の人獣共通感染症が確認されています。
猫が原因で感染する人獣共通感染症には、「Q熱」「猫ひっかき病」というものがあります。
特に「Q熱」に感染すると、発見が遅れると死に至る可能性もあるので十分な注意が必要です。
ではなぜ一緒に寝ると人獣共通感染症に感染するリスクが高くなるのでしょうか?
ベッドやシーツには猫の皮膚や体液が落ち、それがとどまってしまう可能性があります。
それを睡眠中に人が吸い込んでしまったり、また人間が寝ているときにペットが口や鼻をなめている可能性もあります。
そうした状態では通常時よりも感染しやすく、特に免疫が弱っている状態ですと危険です。
もうひとつ怖いのが、猫を一緒に寝ている間に圧死させてしまう危険性です。
小さい猫ちゃんであればあるほど、一緒に寝ている間に潰してしまう可能性は十分にあり得ます。
飼い主さんの重みで圧死してしまう危険性、そして寝返りのときなどにベッドから落ちてしまい、障害を抱える可能性もあ
ります。
どちらにしても、一緒に寝ているときにはその危険に気付く事ができず守ってあげることができません。
そのような危険がないように工夫しましょう。
猫ちゃんと一緒に寝るならば、猫ちゃんの安全、自分の安全を守れるように工夫してみましょうね。
1日のほとんどを寝て過ごしている猫。観察してみると、1日に何度も寝る場所を変えていますね。あなたの猫は、どこでよく寝ていますか?実は、猫と飼い主の関係性は猫の寝場所にも表れているんですよ。ここでは、猫の寝る場所によってわかる猫の気持ちをご紹介いたします。
https://mofmo.jp/article/11931