犬はとても賢いので、さまざまな芸を覚えます。例えば、「お手」や「お座り」などは基本的な芸ですが、見る人を幸せにしてくれます。
そして最近、海外のSNSで大流行しているのが「スヌートチャレンジ」と呼ばれる一芸です。これは「犬に輪っかを見せると鼻を入れてくる」というもので、穴から飛び出た鼻がとってもキュートです。犬好きであれば、一度動画を見るとその人気の高さに納得するでしょう。
今回は、そんなスヌートチャレンジについて詳しくご紹介します。後半では、愛犬にスヌートチャレンジを教える方法も紹介するので要チェックです!
犬に輪っかを見せると鼻を入れてくる
![犬の鼻](https://image.kingsoft.jp/starthome/mofmo/2022-02-28/09f9a7f8bf6fa76cb849b1716869c072_lg.jpg)
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最初に話題のスヌートチャレンジについてご紹介します。
以前から、犬が輪っかに鼻を入れている動画や画像はありました。穴の奥にあるものが気になって鼻を突っ込んでしまうのです。そんなかわいくて面白い行動を自分たちで誘発しようしたのが、スヌートチャレンジです。
スヌートチャレンジとは
スヌートチャレンジとは、英語で「Snoot challenge」と書きます。直訳すると「鼻のチャレンジ」「鼻の挑戦」です。これは名前のとおり、犬が輪っかに鼻を入れる一芸を指しており、InstagramなどのSNSで大流行しました。
では、スヌートチャレンジとはどのように行うものなのでしょうか?チャレンジという名前なので、失敗や成功があると分かります。
まず、スヌートチャレンジする人は、愛犬の目の前に人差し指と親指で作った小さい輪っかを持ってきます。愛犬がその輪っかに鼻を入れたなら、チャレンジ成功です。
「自分も愛犬と一緒にスヌートチャレンジしたい」という飼い主さんが続出し、自分たちのスヌートチャレンジを投稿することで、大流行へと至りました。
いろんなタイプのスヌートチャレンジ
スヌートチャレンジにはさまざまなタイプがあります。基本形は片手の親指と人差し指で作る小さい輪っかですが、両手で大きめの輪っかを作ることもできます。
また、道具を利用したスヌートチャレンジもあります。例えば、ドーナツの形をした穴あきクッションを利用してスヌートチャレンジした人もいました。
また、変わり種として食パンなどにあえて穴をあけて、その穴に鼻を入れさせる特殊なスヌートチャレンジも共有されています。ぜひ自分だけの面白いスヌートチャレンジを見つけ出してくださいね。
犬以外のスヌートチャレンジもある
ちなみに、スヌートチャレンジは犬以外のものもあります。猫やインコたちがスヌートチャレンジした動画もありますので、ぜひ探してみてください。
スヌートチャレンジの教え方
![飼い主と犬](https://image.kingsoft.jp/starthome/mofmo/2022-02-28/79f926db6f28fe9f31974d2973ef1376_lg.jpg)
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「私も愛犬にスヌートチャレンジを教えたい」という方のために、スヌートチャレンジの教え方をご紹介します。
楽しく訓練して、チャレンジを成功させましょう。かわいい動画を撮ってみんなと共有してみてはいかがでしょうか?
1.準備
スヌートチャレンジを教えるためには、嗜好性の高いおやつが必要です。ご褒美であれば何でもいいのですが、最初はおやつでトレーニングしたほうが簡単です。
そしてトレーニングにはおやつを使うので、できればおなかが空いた状態で行ってください。ご飯を与えた後すぐではおやつが欲しい気持ちが少なく、効率よく覚えてくれません。
また、愛犬がリラックスしている時にトレーニングするようにしましょう。トレーニングといっても遊びの延長に変わりはないので、飼い主さんも真剣すぎずに「覚えられなくてもしょうがない」と軽い気持ちをもっておくと良いでしょう。
2.とりあえず輪っかを作って見せる
準備が整ったなら、まずは犬の前に指で輪っかを作ってみましょう。もともと輪っかに鼻を入れる習性があれば、自分から鼻を入れてきます。
この段階でチャレンジ成功する場合もありますが、ほとんどの犬は自分から輪っかに鼻を入れてくることはありません。次の段階に進みましょう。
3.輪っかの奥におやつを置く
片手で輪っかを作りましょう。その奥にはもう片方の手でおやつを持ちます。
当然、犬はおやつを食べようとします。普通に食べられるとトレーニングにならないので、食べようと動くならすぐにおやつを握って隠してください。
4.輪っかに鼻が通ればおやつを与える
愛犬には「輪っかに鼻を入れたらおやつがもらえる」ということを学習してもらいます。輪っかに鼻が通った後すぐに、おやつを与えて褒めてあげましょう。
最初は自分から輪っかに鼻を通すことがないかもしれませんが、そんな場合は飼い主さんの方から輪っかを鼻に近づけて通してあげると良いです。
何度も繰り返すうちに、自分から鼻を入れてくるようになります。これでスヌートチャレンジは成功です。
ちなみに、慣れてきた後はご褒美を他の物に変更できます。例えば食べ物ではなく、なでたり褒めたりしてあげる方法もあります。