愛犬にピッタリ!!犬用電動爪切り
MALKO VOLHA/shutterstock.com
愛犬のお世話は多岐にわたります。毎日のお散歩やブラッシング、食事やトイレ掃除なども簡単ではありませんよね。また、毎日ではないにしても、定期的に行なってあげなければいけないものがあります。シャンプーやトリミング、爪切りなどがそうですね。
愛犬の爪切りはなかなか大変です。爪切りを嫌がる犬が多いので、最初のうちは慣れさせることに時間がかかります。
愛犬の身体と手足を抑えながら爪を切るのは難しいですね。爪を切りすぎるなら、愛犬も痛みを感じてしまいます。定期的に行わなければいけませんが、慎重性も求められるのです。
最近では便利なペット用グッズが増えてきました。爪切りの分野でも電動のものが販売されています。電動爪切りを活用するなら、これまでに爪切りが苦手だった飼い主さんでも、簡単に爪のお手入れが出来ます。
犬の爪切りは大切
犬の爪切りはとても大切です。犬も生きていますから、私たち人間と同じように爪が伸びます。爪切りが苦手だという理由で爪を伸ばしっぱなしにしているなら、様々なトラブルに見舞われることになるでしょう。
爪が伸びきってしまうと、爪には神経と血管が通るようになります。長い爪を切るときには、強い痛みと出血が伴ってしまうのです。この痛みによって爪切りが大嫌いになってしまう犬もいるはずですよ。ですから、痛みが出ないうちに爪を切ってしまうことが大切なのですね。
また爪が伸びることで、地面をしっかりと踏みしめることが出来なくなります。歩くときも走る時も爪が邪魔になってしまうのです。歩き方や立ち方が不自然になるので、関節に余分な負担を与えてしまうでしょう。
長い爪は引っ掛かりやすいというデメリットもあります。そうなると爪が折れてしまい強い痛みと出血が伴うかもしれません。巻き爪であれば、肉球に刺さってしまう場合もあるでしょう。
こうしたトラブルを防ぐためにも犬の定期的な爪切りは大切なのです。
電動爪切りとは?
電動爪切りを使って定期的なケアを行なっている人も多いでしょう。この「電動爪切り」とはどんなものなのでしょうか?「電動爪切り」とは、電動でペットの爪を短くしてくれるものです。そして、そのほとんどが「切る」のではなく、「研磨する」ものです。
通常の犬用爪切りはニッパーのような形をしたものが多いです。人間がどれくらいの爪をカットするか見極めてニッパーで切り落とします。その際には「パチン」という爪が切れた特徴的な音がでます。
電動爪切りは、電動で爪を短くするものです。正確には切っているのではなく削っているので、「電動爪ヤスリ」がより正しい呼び方でしょう。この記事では、分かりやすさのために統一して「電動爪切り」と呼ばせてもらいますね。
販売されているほとんどの電動爪切りの先端には研磨ローラーが付いています。このローラーが高速回転することで爪を削っていくことが出来るのです。
ペット用の電動爪切りを始めて知った方も多いかもしれません。これから電動爪切りのメリットとデメリットをご紹介します。興味がある方は購入の際に参考にしてみてくださいね。
電動爪切りとのメリットとは?
shutterstock.com
まず、電動爪切りのメリットについて考えてみましょう。
愛犬の爪切りが簡単
電動爪切りのメリットは、何と言っても爪切りが簡単になることです。
通常の爪切りであれば、爪切りのためにかなりの時間と労力を使います。愛犬が動かないように押さえてあげなければいけません。抑えながら、爪切りの刃を犬の爪に合わせてカットしなければいけません。1つの爪に対して何度かこの作業を繰り返さなければいけないでしょう。
電動爪切りを活用するなら作業時間をかなり短くすることできます。愛犬の手を抑えたあとは、電動爪切りを爪に当てるだけです。後は自動で研磨されていくので、その経過を見守るだけですね。丁度良い長さや形になったところでやめるだけです。
これまで大変だった爪切りが非常に簡単になります。一度は試してみるのをおすすめします。
爪を切りすぎない
電動爪切りの良いところは、爪を切りすぎないところです。
人間の爪切りでも、深爪することってありますよね。爪の長さを丁度良い具合にカットするのってとっても難しいです。「もう少し切ろうかな」と思って爪切りを使うと、「深爪しちゃった」なんてことが多いのではないでしょうか?
愛犬に対する爪切りはもっと難易度が高くなります。愛犬は爪切りの最中も動こうとします。その手足や身体を抑えながら適度な長さにカットしなければいけません。爪を切りすぎてしまうことは十分あり得ますね。
犬の爪を切りすぎるなら、どうなるでしょうか?人間と同様、違和感があったり痛みが生じたりするでしょう。歩きづらくなるので、関節などにも負担がかかってしまうかもしれません。
電動爪切りは「カット」ではなく「研磨」なので、一気に爪が短くなることがありません。ちょっとずつ削れていくので調整も簡単でしょう。
飼い主には愛犬の痛みが分かりません。痛みが分からないからこそ慎重でありたいですよね。そんな飼い主さんの願いと一致したアイテムと言えます。
愛犬が嫌がりにくい
電動爪切りは、通常の爪切りと比べて「犬が嫌がりにくい」というメリットもあります。
普通、犬は爪切りを嫌がるものです。押さえつけられて身体の一部をカットされることに恐怖を感じるのでしょう。特に爪切りの「パチン」という音に強く反応する子もいます。
嫌がって暴れてしまうなら、愛犬の爪を傷つけてしまうこともあります。爪切り自体に時間もかかってしまいますね。
電動爪切りであれば、爪切り特有の音もありません。愛犬が怖がる可能性も低いのです。
意外と低価格
「電動」という名前なので、どうしても高価なイメージがありますね。しかし、実際のところはそこまで高くありません。
大抵の電動爪切りは1,000円~2,000円くらいで購入できます。
電動爪切りの構造はそんなに複雑ではないので、低価格にすることが出来るのでしょう。これくらいの値段であれば試しに買ってみたいと思う人も多いのではないでしょうか?