工場の片隅繋がれていた。愛犬の幸せを願う飼い主から託された後夢見た自由に笑顔！

なぜそうなったのか？

飼主さんの葛藤

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サマーさんが現場に駆け付けると、ゴミだらけその場所には通り過ぎる人を見ては嬉しそうにするフランキーの姿がありました。
 「飼い主さんも繋ぎっぱなしは良くないとわかっていたの。子犬の頃にフランキーを飼い始めたけど、大きくなるにつれて脱走が絶えずこうなってしまったみたい」とサマーさん。

出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/chained-up-pit-bull-transforms

こちらがピットブルのフランキーです。
一見するとグレーの被毛に見えますが、周りを見渡すとゴミとホコリだらけ。
この子は本当に、生まれながらグレーの被毛なのかと目を疑ってしまいます。

アメリカでは犬を繋ぎっぱなしで飼うこと禁じている州もあり、フランキーのいるカリフォルニア州はこれに該当します。

度重なる脱走が理由で、飼い主さんはやむ終えずこの方法に及んだのでしょうが、少なくともこれではいけないと思っているだけ、平気で虐待をする飼い主さんよりもずっと心があると言えるのかもしれません。

愛犬の幸せを願い...

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飼い主はフランキーをサマーさんに託すことを快く了承してくれました。
 「交渉も金銭も必要なくフランキーを引き取ることが出来たわ。これでフランキーは自由よ」とサマーさん。

出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/chained-up-pit-bull-transforms

アメリカの多くの自動車修理工場では、ロットワイラーやドーベルマンなどの犬が、工場の敷地内で故意に飼われているのをご存じでしょうか。
これは、大切な部品やパーツが盗まれるのを防ぐためなのです。
昼間は犬舎にいる犬達も、無人になる夜間は敷地内で放し飼いにされ、侵入者から商売道具を守る役目を担っています。

しかしフランキーは、どうやらその類として飼われていたのではなさそうですね。
その証拠に、飼い主さんは難しい条件を提示することなく、フランキーの幸せを願って彼を手放してくれました。

グレーかと思ったら、実は...

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それまでのフランキーは人の愛に飢え、車の下で雨風をしのぐ生活をしていましたが、保護から数日後、彼は見違える姿に変身しました。
 「オイルで首周りが汚れていたし、みんなこの子がグレーの被毛だと思ってたけど、実は白だったのよ」とサマーさん。

出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/chained-up-pit-bull-transforms

見違えるほどきれいになって、笑顔がはじけんばかりのフランキー。

もちろんその後、動物病院で診察を受け、ワクチン接種や去勢手術も済ませてもらったのだそう。
しかしそれまでの暮らしではほとんど躾けなどをされていなかったこと、そして他の犬に対しての反応が未知のため、しばらくはトレーニングを通じて、家庭犬として生きて行くためのマナーを学ぶことになるようです。

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