身の危険を悟っているように震える2匹の犬。その運命を変える出来事とは…

　

怯える２匹の犬

なぜ捨てるのか？！

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2匹の姿を見たニューヨーク州ロングアイランドのA-Team Elite Rescue Dogsの代表であるシンディ・ドゥルーグマンズさんは２匹を助けるために立ち上がりました。シンディさんは２匹のニューヨーク州への移送を手配し、シェルターを脱出した２匹は迎えが来る間に現地の病院でフィラリアの治療を開始しました。

出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/bonded-shelter-dogs-adopted

アポロとアドニスと名付けられた２匹が捨てられた理由は当初、定かではなかったのだそうですが
恐らくフィラリアに感染したことが原因ではないかとのこと。

フィラリア症は毎月お薬を飲ませることによって予防ができる感染症ですが、
恐らく２匹の元飼い主は飼主としての責任を怠ったのでしょう。

そして挙句の果てにはフィラリアに感染してしまった２匹を
無情にも捨ててしまうとはなんとも許し難いことです。

そもそもこの飼い主には犬を飼う資格など無かったに違いありません。

離れ離れなんて絶対無理！

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元気になった２匹にはそろそろ新しい家族を見つけなくてなりません。

 「結びつきの強いペアを別々の飼主に譲渡するのは難しいことです。彼らの姿を見れば引き離すことなんてとてもできません」とシンディさん。

出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/bonded-shelter-dogs-adopted

確かにアポロとアドニスほどの仲の良い犬を離れ離れにさせてしまうなんて余りにも可哀想ですね。
しかし、２匹一緒にと手を挙げてくれる飼い主さんはそんなに多くいないのも現実。

もちろん２匹一緒にというのが最高の形ですが、なにせ２匹は大型犬。
小型犬２匹を一緒に受け入れるのとはわけが違います。

大型犬は１匹だけでも相当な覚悟を持って飼わなければならないのは明確です。

しかしそんなある日...

きっかけはSNS

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「私の友達が２匹のことを投稿した記事をFacebookでシェアしていたの。記事を見てすぐに彼らの里親に応募したわ」

 ヴァージニア州に住む里親候補のジェニファー＆ドナルド夫妻はそう話します。

出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/bonded-shelter-dogs-adopted

ジェニファーさん夫妻のお宅には既に２匹の元保護犬シーナとチャラがいたのだそうですが、
１年ほど前に4エーカー(約16,000平米)ほどの敷地のある家に引っ越したことから
更なる保護犬の受け入れを考えていたのだとか。

しかし、ジェニファーさん夫妻は応募してみたものの、ちょぴり心配ごとがあったようです。

選ばれない覚悟で応募したけど...

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「うちからA-Teamの施設はかなりの距離があるし、うちには既に２匹の犬がいるし、選ばれないだろうなぁって思っていたの。でも次の日A-Teamからうちの環境がとても好ましいと連絡があって、彼らを受け入れたいですかって聞かれたの。思わずYes!って言っちゃったわ」とジェニファーさん。

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ジェニファーさんの心配事とはそういうことだったんですね。

どんなに気に入った犬がいても、
あまりにも距離があると無理だろうと思うのが一般的な考え方かもしれませんが
A-Teamとしてはアポロとアドニスを幸せにしたい気持ちは誰にも負けないほど強いものだったことでしょう。

ゆえにA-Teamにとっては距離は恐らく問題ではなかったのでしょうね。

そして何よりもジェニファーさん夫妻宅の恵まれた環境と犬の飼育経験、
しかも保護犬２頭の飼育経験のあった夫妻はこれ以上ないほどの里親候補だったに違いありません。

初めて見る環境に重なる不安…

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