starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

ポラス 中央住宅「リーズン馬込沢SuBaCoプロジェクト」4棟 が 2024グッドデザイン賞受賞_野鳥と暮らす環境を実現、風致地区による厳しい緑地率規制をクリア


「リーズン馬込沢SuBaCoプロジェクト」は、千葉県船橋市で、ポラスグループ中央住宅・ポラス暮し科学研究所が開発した持続可能な戸建住宅プロジェクトです。このプロジェクトは「生物多様性ふなばし戦略」に沿って、人と地域の生物が共生できる街づくりを目指しています。具体的には、厳しい緑地率規制をクリアするため、計画地に多くの植栽を施しています。さらに、中庭に設置された「センターテラス」と名付けられたコミュニティスペースや、生態系とつながる植栽が特徴です。住民、市、事業者が協働し、持続可能な住環境を支える取り組みも行われています。このプロジェクトは、2024年度グッドデザイン賞を受賞し、住民間の関係性や地域の鳥の休息地としての植栽など、見えない関係性を意識した設計で業界の進化が評価されています。

人だけではなく鳥や蝶といった地域の生物にとってもオアシスとなるような街づくりができないか。

―――そんな仮説から研究・開発・社会実装した戸建住宅プロジェクトが、ポラスグループ中央住宅・ポラス暮し科学研究所による「リーズン馬込沢SuBaCoプロジェクト」(千葉県船橋市 4棟)。

その特長や優位性を、中央住宅 戸建分譲設計本部 設計一部 デザイナー 山下隆史課長・山崎正吾係長(ともに一級建築士)、ポラス暮し科学研究所 住環境G デザイナー 福代昇一係長が教えてくれた。

風致地区による厳しい緑地率規制をクリア

「リーズン馬込沢SuBaCoプロジェクト」(千葉県船橋市 4棟)は、人と生き物がともに暮らす街づくりをめざす船橋市「生物多様性ふなばし戦略」に沿って開発が行われた。

計画地には風致地区による厳しい緑地率規制があり、通常より多いボリュームの植栽を持たせることを模索し、街の緑化で生物多様性に貢献するという発想にたどり着いた。

そこで船橋市と協議を行い、住んでいる土地と SDGs のつながりも体感できる分譲住宅として開発し、「リーズン馬込沢SuBaCoプロジェクト」が実現した。

人と生物が共生できる4棟の街

「ひとつの試みがやがてたくさんの緑の拠点となり、人と生物が共生できる」

そんな居住空間を具現化した「リーズン馬込沢SuBaCo」は、周囲の自然や生態系とつながる街づくりをめざし、全棟55坪以上の敷地を確保、美しい緑とコンセプトテラスを両立できる広さに設定した。

4棟の街の中心には、ベンチを備えたコミュニティスペース「センターテラス」をレイアウト。

各邸2台分のカースペース(車種制限あり)や、野鳥の好む「実のなる木」など、自然との共存と快適性の両方を支えるエクステリアも特徴的。

そんな「リーズン馬込沢SuBaCo」には、3つの特長がある。

4棟の中心に縁側テラス

フットパスは各邸を結び、縁側テラスが屋外での活動を促す。土地の広さを最大限に活用し、人と人をつなぐ。

生物多様性の視点から分譲地を緑化

生物多様性の視点から分譲地を緑化。景観以外の緑の価値を引出し、生物の活動領域を拡げ、自然と人をつなぐ空間をつくりだしている。

植栽の手入れ、生物の学び場づくり

住民・市・事業者が協働し、ポラスグループが選定した植栽の手入れ(1年保証)や、アプリでの生物の学び場づくりなどを通じて持続化を図り、未来へつなぐ取り組みも続ける。

2024グッドデザイン賞を受賞

ポラスグループ中央住宅・ポラス暮し科学研究所「リーズン馬込沢SuBaCoプロジェクト」(千葉県船橋市 4棟)は、2024年度 グッドデザイン賞を受賞し、こう評価された。

「敷地を4宅地に分割し、それぞれに建売住宅を建設する、いわゆる「ミニ開発」のプロジェクトである。

これまではそれぞれの「住宅」そのものの価値を追求したものがほとんどであったが、本物件は住戸間に発生する「住民同士の関係性」や、さらには地域に複数存在する野山や公園などの緑地から飛来する「鳥の休息地」となるように植栽を施し、野鳥と共に暮らす環境を実現。

敷地を超えた「見えない関係性」をデザインの対象として意識している点に、業界としての大きな進化が見られ評価した」(グッドデザイン賞 審査員評価)

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    おすすめ
    1. 千葉県にて陸上養殖の研究開発を行うための木造グリーンハウス「ラボ棟」が完成

    2. ポラス 中央住宅「リーズン新鎌ヶ谷 きときと未来PROJECT」から、日本各地でいいモノを生産するヒトや企業とつながる建材採用&コラボイベントを加速

    3. 「ニューフォーマル」という新たな価値観に挑戦した集合住宅のカタチで2024年度グッドデザイン賞を受賞!

    4. 空き家問題解消を目指す実証実験「廃屋レスキュー」プロジェクト第一弾物件が岡崎市で販売開始 ショートストーリー付き物件として理想のライフスタイルを提案

    5. ポラスグループ 最大規模 木造建築拠点 魅力情報発信空間「ポラステクノシティ」で木造非住宅事業を加速、高さ 12m 耐力壁+ブレース構造 広範囲 高強度 水平構面で巨大空間を木造でつくる!

    6. ポラス中央住宅「アイムスひばりヶ丘 –東久留米・学園町-繋ぎ庭」全8棟 販売開始、造園学博士が監修し緑地率 30% 達成_緑豊かな景色にとけこむ新価値住宅へ

    7. 大和ハウスグループの2プロジェクトが 環境省「自然共生サイト」の認定評価を取得

    8. 兵庫県三木市に企業版ふるさと納税を実施

    9. 工学院大学・伊藤博之教授(建築学部)設計の集合住宅「天神町place」が2024年度グッドデザイン金賞を受賞

    10. 宿場町の風雅を感じる庭〜和モダンと自然が織りなす贅沢なひととき〜

    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.