息を呑む美しさ「シーグラス」を宝石のように生まれ変わらせる制作者に話を聞いた

image:装身具店 52Hz.（@seaside52Hz）

シーグラスはビーチグラスともいい、海岸や大きな湖などで見つかるガラスの欠片です。波にもまれて角が取れた小さい欠片となり、すりガラスのような色合いをしています。そんなシーグラスですが、Twitterにて、装身具店 52Hz.（@seaside52Hz）さんがご投稿した「シーグラス」を宝石のように生まれ変わらせる作品が話題を集めています。それはあまりにも美しく、神秘的で心惹かれる素敵な作品なのです。今回は、制作者にお話を伺いました。

まるで魔法みたい！シーグラスが宝石のように生まれ変わる

#俺が作るとこうなる
シーグラスが宝石に生まれ変わります𓆟𓂃 𓈒𓏸 pic.twitter.com/U3zvxfb0Cd

— 装身具店 52Hz. (@seaside52Hz) October 26, 2022

海岸などでたまに見かけるガラスの破片であるシーグラス。そちらを加工して宝石のように生まれ変わらせるというツイートを発見しました！見惚れてしまう美しさです。ずっと身に付けて眺めていられるアクセサリーも欲しくなりますね。

ツイートのリプ欄には、素敵な作品、美しいなどの声が寄せられ、注目を集めています。

制作者さんインタビュー

image:装身具店 52Hz.（@seaside52Hz）

制作者さんの装身具店 52Hz.（@seaside52Hz）さんにお話を伺いました。

■プロフィールや、制作を始められたきっかけを教えてください。

ーー神奈川県に住む大学三年生です。活動名：四ノ宮勇魚（isana shinomiya ）と申します。 写真家としても活動しています。

制作を始めたきっかけは、元々シーグラスが好きで、海で拾った時の水に濡れた艶めきをアクセサリーとして再現したいと考えたためです。

image:装身具店 52Hz.（@seaside52Hz）

■とても綺麗な作品ですね。どのようにシーグラスを宝石のように生まれ変わらせているのでしょうか？

ーーシーグラスを海岸にて採取してクリーニングし、キルンという高温の炉にて溶かします。その後、アクセサリーとして金具をつけていきます。

■作品作りで一番こだわられているところは？

ーー装身具店52Hz.のコンセプトは《孤独な鯨の宝物》。その世界観を守りつつ、多くの方に宝物が届くように作品を仕上げています。

image:装身具店 52Hz.（@seaside52Hz）

■いいねやRTされるなど、大きな反響がありますが今はどのような心境でしょうか？

ーー多くの方に心を込めて制作しているものが届くことがとても嬉しく、心が震える思いです。メッセージなどもありがとうございます。制作意欲の励みになります。

最後に、今後の夢や制作をされたいものがあるかお伺いしたところ「今後の夢は、いつか実店舗を持つことです。 その第一歩として、来年二月にポップアップストアを開きます。そのためのクラウドファンディングもしておりますので、ぜひ応援していただけたらと思います。」と語られた 52Hz.さん。夢の実現を心から応援しています！

宝石といえば、4年間放置した「めんつゆ」がまるで宝石のように結晶に……も驚きますよ。

取材協力：装身具店 52Hz.（@seaside52Hz）