アジア初の快挙！松山英樹のマスターズ優勝の裏で世界が賞賛する早藤キャディのお辞儀

image:秒刊SUNDAY

4月12日の朝８時頃は地上波では速報も出るほどのビッグニュースとなった『松山英樹選手 マスターズ優勝の快挙！』その素晴らしい活躍の傍らには、自身のプレーヤーとしての夢を諦めてまで松山選手に未来を託したキャディーの早藤将太氏の存在があった。

アジア人で初めてマスターズで優勝という快挙

マスターズで日本人初（アジア人初）の優勝という快挙を成し遂げた松山英樹選手。

『マスターズ』とは、１９３４年からアメリカのジョージア州オーガスタナショナルで開催されてきた世界四大ゴルフトーナメント大会の１つで、出場資格が厳しく定められており、世界トップクラスのプレイヤーしか参加できない、世界最高峰のゴルフの祭典である。

そんな世界中の全てのゴルフプレイヤーの憧れの大舞台。松山英樹選手が優勝を決める１８番ホールでウィニングパットを決め、大きな拍手がわき起こる感動の瞬間の後、ピンを挿したキャディーの早藤氏は、グリーンのキャップを脱ぎ、コースに向かって一礼。勝てたことの感謝の意と思われる行動をした。

Other than Hideki Matsuyama winning, favorite part of #themasters #TheMasters2021 was Hideki's caddie, Shota Hayafuji, bowing and honoring the course, thanking the golf course, showing appreciation. #Golf #HidekiMatsuyama #Japan pic.twitter.com/b8zmN2Ppwi

— Sports Plus (@PrepSportsPlus) April 12, 2021

海外メディアが絶賛

日本人らしいこの早藤将太氏のお辞儀のシーンにまず注目したのは米誌「スポーツ・イラストレイテッド」公式ツイッター。
実際の映像を公開し、「ヒデキ・マツヤマのキャディーは歴史的勝利の後、コースに一礼した。マスターズでの何て素晴らしい瞬間」と早藤氏の一礼に注目した。

While most of the cameras were on a tearful Hideki Matsuyama after his historic Masters win, the internet fell in love with his caddie, Shota Hayafuji https://t.co/dcTCEmrkXW

— Sports Illustrated (@SInow) April 12, 2021

また、カナダ公共放送やカナダメディア「ザ・スコア」の公式ツイッターなど、様々なメディアが松山の勝利と同様に早藤氏の行動にを賞賛する記事を紹介した。

日本人も感動の嵐

 

松山英樹選手のキャディを務めた早藤翔太さんは、東北福祉大学ゴルフ部で２年後輩。プロゴルファーの経験もある選手でした。学生時代、プロフィールで「目標とする人」の欄に松山英樹と記しています。この礼儀正しい姿を、子どもたちに伝えたい。#マスターズ https://t.co/LAY7c3YkEo

— 阿部清人@防災士アナウンサー (@abekiyoto) April 12, 2021

世界の大舞台で、日本人の精神を感じ感動した人は少なくなかった様子。
松山選手は勝利者インタビューでも、英語の通訳者を介して日本語でスピーチした。
日本人が母国語に誇りを持ち、そして何より世界中の人々を感動させた事を同じ日本人として嬉しく思った人は多いだろう。

これからの日本を支える世代にも大きな希望と夢になったことは間違いない。
お二人の日本人らしい素晴らしいフィニッシュに本当に感動しっぱなしである。

松山英樹　プロフィール

・生年月日：１９９２年２月２５日
・身長：180cm
・出身校：東北福祉大学
・ゴルフを始めた年齢：４歳

愛媛県松山市生まれ。『日本アマ』出場経験がある父・幹男さんの手ほどきでゴルフを始めた。明徳義塾高校時代に『日本ジュニア』などで優勝。東北福祉大学1年時の2010年に『アジアアマ』で優勝し、日本人アマとして初めて『マスターズ』の出場権を獲得。石川遼選手と共に若手の中で当初から注目される選手であったが、安定した強さでついに今年優勝を果たした。

source：日本ゴルフツアー機構

早藤将太　プロフィール

・生年月日：１９９３年１０月７日
・身長：177cm
・出身校：東北福祉大学
・ゴルフを始めた年齢：１３歳

明徳義塾高では松山英樹の2年後輩。目標とするその先輩を追うように東北福祉大に進学しプロゴルファーとして活動する。2019年よりプロゴルファーの道を断念し、松山の専属キャディを務めるようになり今日に至る。

ゴルフ選手時代の情報はこちら
source:日本ゴルフ協会

 

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