ひらめき力のある人は解ける！長方形から正方形を作れ！

長方形の形をした用紙があります。この用紙から作り出すことのできる正方形の中で、最も大きな正方形を作り出してください。この用紙を２枚に切り分けると、最も大きな正方形を作り出すことができるのですが、あなたにできるでしょうか。かなり難しいですが、ひらめき力が抜群な人には簡単すぎる問題かもしれません。

この用紙を２枚に切り分けて、最も大きな正方形をつくって下さい。ただし、正方形ができたときに、用紙が残っていてはいけません。用紙は使い切ってください。


用紙の中には３６個の正方形があります。このことから出来上がる正方形の大きさを考えることができます。縦と横に小さい正方形を６個ずつ並べると正方形を作ることができて、用紙も残りません。とすると、この正方形が最も大きな正方形ということになります。


縦と横に小さい正方形を６個ずつ並べると、このような正方形を作ることができます。このような正方形を作るためには、用紙をどのように切り分けると良いのでしょうか。もちろん、用紙を切り分けただけで正方形が出来上がるわけではありません。２枚の用紙をうまく組み合わせるとできます。


例えば上のように切り分けたとします。この２枚を組み合わせても正方形にはなりません。上下２枚とか左右２枚に切り分けたのでは正方形にはならないということがわかります。では、どのように切り分けると良いのでしょうか。切り分け方は少し複雑かもしれません。


上のような切り分け方が必要なのです。ただし、この切り分け方では正方形を作ることはできません。この問題、そんなに簡単ではないようです。やはり、ひらめき力が必要なようです。でも、答えまではもう一息です。


上のように切り分けると正方形ができます。もしかしたら、どうやって組み合わせたら良いのかわからないという人がいるかもしれません。


こんな風に組み合わせます。


－答えです

組み合わせて、ぴったりと近づけると正方形になりました。用紙もすべて使い切りました。


２つに切り分けるといわれて、答えのように切り分けることをすぐに考えつくことができる人は少ないのではないでしょうか。この答えのような切り分け方を考えつく人は、やはりひらめき力が優れている人といってよいのではないでしょうか。

問題を解く方法はたくさんありますが、モザイクの中に隠された「星」を探すパズル　もひらめき力を要する問題でした。

（秒刊サンデー：わらびもち）